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記憶がウソをつく! 扶桑社新書

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
発売年月日 | 2010/06/01 |
JAN | 9784594062194 |
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記憶がウソをつく!
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記憶がウソをつく!
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商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
記憶がウソをつくというよりも、独自解釈で編集された議事録のようなものだったり、その後の会話や写真なんかで記憶が入れ替わったりという現象は当たり前に起こり得る。 同じ会議に出席しながら、各々に印象や言葉、理解が異なる事はザラにあるのだ。あの時のアレが面白かったよねーと盛り上がって...
記憶がウソをつくというよりも、独自解釈で編集された議事録のようなものだったり、その後の会話や写真なんかで記憶が入れ替わったりという現象は当たり前に起こり得る。 同じ会議に出席しながら、各々に印象や言葉、理解が異なる事はザラにあるのだ。あの時のアレが面白かったよねーと盛り上がっていても、自分にとっては、そうでもない、と。記憶を引き出して会話する時は相対的だから、その事象を持ち出して差異を指摘する事に虚偽性はない。 古舘伊知郎は確かに凄いと思うのだが、思考をショートカットし、ヒューリスティックに脊髄反射的に言葉を発するため、薄っぺらさが気になる。猫に前頭葉はありませんからね、と間違いを養老孟司に指摘されるが、検閲なき検索エンジンみたいに論理構築されぬ散逸された言葉の繋がりや直感の近傍を引き出すだけ。 記憶術としてローマンルーム法を用いるとの事だが、納得。論理的連結で解釈するのではなく、意味性を排除しても、絵面で覚え、語る事に慣れすぎたのだろう。そういう職業病もあると思うと面白い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
記憶って、言葉なんだと改めて思った。 言葉を知らない乳児の頃の記憶がないのは、そういうことかと。 言葉だからこそ上書き保存ができ、記憶が変化していく。つまり記憶がウソをつく。 想い出の味や匂いで喚起される記憶など、言語化できない記憶もある。 失った手足の感覚(遺体・痒いなど)というのも、記憶の混乱である。 視覚と聴覚は言葉と結びつく。 視覚X言葉=文字 聴覚X言葉=話し言葉 視覚からの情報は一瞬で大量に。 聴覚からの情報は時間がかかるが論理的に。 絶対音感は原始的能力。 進化の過程で音の高さよりも音の質の違いが重要となったのではないか。 音程が狂っていても、同じ音楽と認識できる方が高等な能力。 なるほど~と思うことがたくさん書いてあるが、肝心の「記憶がウソをつく!」は、日常的に実感している、分かりきった事実であるのが情けないところ。 想い出がいつも美しいのも、もちろん記憶がウソをついているからである。 現実はいつもそんなに美しくはないのだから。
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対談本ということもあり、中身は少々薄い。 記憶というものが如何に曖昧で移ろいやすいものであるかと言うことがよく判る本である。 特に養老先生が罹ったという「一過性全健忘症」の話は面白い。
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