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ライオンの咆哮のとどろく夜の炉辺で 南スーダン、ディンカの昔話
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社／発売会社 | 青娥書房 |
| 発売年月日 | 2010/06/01 |
| JAN | 9784790602811 |
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ライオンの咆哮のとどろく夜の炉辺で
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ライオンの咆哮のとどろく夜の炉辺で
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タイトルに惹かれた。絵も良い。 「これはとても古いお話だ」に始まり「イェナカン」に終わる一連の物語は、ナイル川のほとりスーダンはディンカの昔話。 日本の「語り」など想像しながら、つい不用意に足を踏み入れてしまった世界は、「こぶとり爺さんなど髣髴とさせるような善悪の対比に民話の共通...
タイトルに惹かれた。絵も良い。 「これはとても古いお話だ」に始まり「イェナカン」に終わる一連の物語は、ナイル川のほとりスーダンはディンカの昔話。 日本の「語り」など想像しながら、つい不用意に足を踏み入れてしまった世界は、「こぶとり爺さんなど髣髴とさせるような善悪の対比に民話の共通性が」など思う暇すら与えられない。切迫して、すぐそばにまで息遣いを感じる、人間に化けた「ライオン」の恐怖。狐のアワン・ケルディアクの憎めない抜け目のなさなどに否が応でも引き寄せられ、ひどく息をつめながらも、またページをめくる。 すべてを読み終えてから「はじめに」へと戻ってみる。 ―語られるお話の中の悪夢が降りかかってこないように、お話の邪魔をしないように。 ―ライオンの咆哮とどろく炉辺にて。
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