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わが文学半生記 講談社文芸文庫回想の文学
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わが文学半生記 講談社文芸文庫回想の文学

江口渙(著者)

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わが文学半生記 講談社文芸文庫回想の文学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1995/01/11
JAN 9784061963061

わが文学半生記

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2020/09/29

スバルに小説を発表し、芥川、久米、菊池ら新思潮のメンバーや宇野浩二、広津和郎とは友人で、漱石山房に出入りし、アナーキストを経由して日本プロレタリア作家同盟に参加、小林多喜二の葬儀委員長を務め戦後は共産党の中央委員にも選出。オマケに父親が森鴎外と同期だったり(雁の中に父親が登場して...

スバルに小説を発表し、芥川、久米、菊池ら新思潮のメンバーや宇野浩二、広津和郎とは友人で、漱石山房に出入りし、アナーキストを経由して日本プロレタリア作家同盟に参加、小林多喜二の葬儀委員長を務め戦後は共産党の中央委員にも選出。オマケに父親が森鴎外と同期だったり(雁の中に父親が登場してる)、小山内薫とも関係があったりと属性が山盛り過ぎて、どのエピソードを読んでも面白い。 登場する文士の好き嫌いが明確で、また、社会主義活動家としての思想を通しての人物分析・考察が多く、単純に「仲良しこよし」の同業者視点ではない人物の描かれ方が面白かったです。 <目次> 漱石山房夜話 夏目漱石の死 夏目漱石とその弟子たち 漱石死後の漱石山房 高村光太郎のアトリエ素描 「羅生門」の出版記念会と佐藤春夫 その頃の菊池寛  一、はじめて菊池寛をたずねる  二、「忠直卿行状記」その他  三、「父帰る」初上演  四、菊池寛の手紙 若き日の宇野浩二  一、「苦の世界」について  二、かなしき愛人 その頃の芥川龍之介  一、月夜の鎌倉  二、米騒動  三、新詩社の新年短歌会  四、三人で谷崎潤一郎を訪ねる  五、上野清凌亭 有島武郎は何故心中したか 俳句と久米正雄 少年期の私と文学 青年期の私と文学

Posted by ブクログ