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日中逆転 膨張する中国の真実
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2010/05/25 |
JAN | 9784532354176 |
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商品レビュー
2.5
2件のお客様レビュー
1年程前に発行された中国に関する本なので、現在は状況が変化している可能性はありますが、成長する中国経済について書かれた本です。 先月仕事で上海に行きましたが、少なくとも私が滞在していた外国人の多いエリアについては、多くの外国人で賑っていたのは事実です。この勢いが中国の庶民も含め...
1年程前に発行された中国に関する本なので、現在は状況が変化している可能性はありますが、成長する中国経済について書かれた本です。 先月仕事で上海に行きましたが、少なくとも私が滞在していた外国人の多いエリアについては、多くの外国人で賑っていたのは事実です。この勢いが中国の庶民も含めてどの程度の温度差があるのか、ないのか私にはわかりませんでした。 欧米を初めとして日本の経済も低迷する中で、成長していくのは中国であるというのが私が勤務する本社の考えであり、それに基づいて計画も策定されています。 果たしてあと何年、今までのような成長を続けられるのか、この本を読みながら中国の発展を見守りたいと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・中国内での二極化は所得格差の広がりもある、08年の上海市民の1人当たりの可処分所得は12.9%増加の2.67万元、実は6割強の市民が平均以下(p17) ・2008年に浦東地区で購入した新築マンションは、110平米で165万元(2145万円)(p19) ・上海、深せん(広東省)、蘇州等では、08ンに一人当たりGDPが1万ドルを突破、1985年当時の日本に相当、1万ドルの暮らしをしている人口は08末時点で1億人程度(p20) ・09年末に上海地下鉄の新路線が開通して、330キロ、東京(304)を抜いて世界第三位となった(p25) ・中国証券市場は、上海に大企業、深せんに中小企業とのすみわけができている、未上場の国有大手企業が多いため(p30) ・09年7月、中国一部とアセアン、香港、マカオの貿易取引において、人民元建ての決済を解禁し、国際通貨へと前進した(p48) ・新車購入の9割以上は農村戸籍で、大半が個人事業主である(p54) ・中国大手自動車メーカの本音は、自動車市場の回復を受けてガソリン車で利益を稼ぐこと、EVは先送りしたい(p64) ・中国石油の前身は、88年に政府が全額出資する石油採掘の国有企業として誕生、国内油田開発の大半を手掛けている(p77) ・中小企業向け融資は増えているが、国有大手傘下の中規模企業への融資を増やしただけ(p87) ・日産は中国進出では本田、豊田に遅れていたが、巧みな事業戦略(内陸部の地方都市の販売網の整備)により勝ち組となった(p96) ・BYDは、バークシャ・ハサウェイ傘下のミッドアメリカン・エナジー会社と協力して太陽光発電設備の製造販売事業を手掛ける(p122) ・日本文化はまず、台湾や香港に入り込んで、そこを経由して中国に流れる構図になっている(p138) ・中国は2009年ン後半に陸軍と空軍の5万人規模の合同軍事演習を実施した、全7軍区のうち4軍区が参加、軍区をまたいだ大規模演習は初めて(p157) ・中国の新卒サラリーマンの平均月収は、3000元程度(p199) 2011年12月11日作成
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読了。日経取材班によるものなので、かなり裏づけデータも揃えられている。 中国の共産党体制と開放経済と、そして四千年に続く民族性とが絡み合う現況。市井の壱小売商が読み取るには、ち~くと難しかった。百聞は一見にしかず か?
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