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大日本・満洲帝国の遺産 興亡の世界史18
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/05/27 |
JAN | 9784062807180 |
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大日本・満洲帝国の遺産
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大日本・満洲帝国の遺産
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1932年、突如として成立し、1945年に消滅した国家:満州が生んだ2人の鬼胎、つまり日本の“妖怪”岸信介と、韓国の“独裁者”朴正煕を中心として、彼らの満州人脈を包摂しながら日本と韓国の近現代史を展開していきます。 話の前半は、岸や朴の満州での活動を見ながら、日本や日本統治下の朝...
1932年、突如として成立し、1945年に消滅した国家:満州が生んだ2人の鬼胎、つまり日本の“妖怪”岸信介と、韓国の“独裁者”朴正煕を中心として、彼らの満州人脈を包摂しながら日本と韓国の近現代史を展開していきます。 話の前半は、岸や朴の満州での活動を見ながら、日本や日本統治下の朝鮮に住む朝鮮人が満州へどう関わってきたか展開され、後半部分は、彼らの満州で培った人脈などをつたって彼らが政治家として大成し、国家を動かしていった流れ(とくに韓国に重点が置かれている)が綴られています。 内容は抽象的な言葉と細かい内容とが入り交じっており(著者の一人姜尚中先生(朝生とかで活躍するダンディな声の東大教授)が政治思想史が専門だからか・・・)、難解で読解力の乏しい私は恥ずかしながらほとんど頭に入らなかったので、本書のまとめとおぼしき個所を抜き出して、感想に代えたいと思います。 「岸の場合、戦争の時代、平和の時代、そのどちらにおいても、それぞれ独自の方法で、国家の安危に関心を注ぎ、国家によって指導された革新主義を実現しようとしたのである。満州国は、まさしく戦前と戦後を繋ぐ岸のような革新官僚の揺籃の地となり、またそのような国家のテクノクラートによって指導された変革の「実験場」になったのである。 明らかにそうした革新主義を担うパワーエリート(革新官僚)の登場は、天皇重臣を中心とする保守的な帝国の体制にとっては、ある意味でその体制そのものを内側から壊しかねない「異胎」あるいは「鬼胎」だったに違いない。 さらに他方で満州国は、岸のような「鬼胎」と同じようなDNAを受け継いだ軍人(朴正煕)の揺籃の地となったのである。解放後の分断国家・韓国とそれ以前の植民地の間のパワーエリートの人脈や諸制度の連続性、軍人や官僚の遺産、エリートと大衆というふたつのレベルにおける意識やイデオロギーの入れ替えと変革など、韓国の場合にも、解放以前と以後との間にはダイナミックな連続性が横たわっている。」(293~294頁)
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戦後の日本・韓国発展のルーツとして満州を描く。満州は岸信介とパク・チョンヒの政治・軍事キャリアのスタートの地、だからだ。 どうやらそのシステムの頑丈さはハンパなく、現代日本においても、国家社会主義的傾向は強く残り、結果、企業・国家による搾取システムは未だ継続している。といった印象をずっと持ち続けている。あくまで印象だが。だからこそ、そのルーツを知り、どこがどうなっているのかナゾを解き明かしたいと思ったわけですが、予想以上に情報の羅列感強く、ちょっと残念な内容。 「日本株式会社を創った男」を読まねばならなさそう。という意識が高まった次第。
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戦後の日本および韓国史の起源を満州に見出す、というコンセプトで書かれているが、どちらかというと朴正煕を中心とする韓国史に重点が置かれている。これはこれで珍しい切り口の本なのでそれなりにおもしろいとは思ったがせっかくこの時代を扱うのであればもっと日本・満州本体に視点を向けても良かっ...
戦後の日本および韓国史の起源を満州に見出す、というコンセプトで書かれているが、どちらかというと朴正煕を中心とする韓国史に重点が置かれている。これはこれで珍しい切り口の本なのでそれなりにおもしろいとは思ったがせっかくこの時代を扱うのであればもっと日本・満州本体に視点を向けても良かったのではないかと思った。
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