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押しかけ同居人 2LDKのハーレム生活 フランス書院文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | フランス書院 |
発売年月日 | 2010/05/26 |
JAN | 9784829617182 |
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押しかけ同居人
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商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
設定だけ変えてほとんど同じようなストーリーを連発されてもなぁ
一言で記せば前作『妻の妹・妻の親友』に「妻の姉」を加えた作品。妻が出産のために帰省した間、押し掛けてきた義姉と義妹、そして近所に住む妻の親友の3人の間を、困惑しつつも結局は流されて行き来してしまう主人公である。嫉妬の応酬は本作に限らず新堂作品の定番要素。「他の2人とはもう会わない...
一言で記せば前作『妻の妹・妻の親友』に「妻の姉」を加えた作品。妻が出産のために帰省した間、押し掛けてきた義姉と義妹、そして近所に住む妻の親友の3人の間を、困惑しつつも結局は流されて行き来してしまう主人公である。嫉妬の応酬は本作に限らず新堂作品の定番要素。「他の2人とはもう会わないで」と言われて承諾するパターンを3回繰り返す不甲斐無さもいつも通り。修羅場も迎えつつ最後は丸く収まる。確かに作者が紆余曲折しながらもじっくり積み上げてきた黄金パターンなことは重々承知している。初見であればかなりポイントの高いハイレベルな内容であろう。しかし、新堂作品を読み続けるとさすがにマンネリと思わずにはいられない。ヒロインが1人増えたものの、結果的に前作とほとんど同じような印象を受けてしまうと特にそう思ってしまう。「今回もまた展開や結末は同じなんだろうなぁ」と思いながらも結局買ってしまう不思議な魅力はあるし、読んでいる最中、特に女性描写が秀逸な前半では結構楽しんでもいるのだが、後半からクライマックスにかけて、つまり作品の纏め方のところで「やっぱりこうなるのか」と落胆してしまうのである。要するに、初めて読むには良作だが慣れ親しんだファンには +α に乏しい作品と言わねばなるまい。ヒロイン達の設定や言動、情交描写は相変わらず愛情深くていやらしくて良好なのに残念である。女性達の独占欲が強いがために主人公から言質を取ってしまうのが、後々それを覆す主人公のヘタレと裏切りをより強調させてしまい、結果として物凄くダメな主人公に見えてしまうのも最近の新堂作品で気になるところ。ちょっとした違いとは思うが読後感を大きく左右するように思う。
DSK