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からくり人形は五度(たび)笑う 講談社文庫
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からくり人形は五度(たび)笑う 講談社文庫

司凍季(著者)

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からくり人形は五度(たび)笑う 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1995/01/13
JAN 9784061858626

からくり人形は五度(たび)笑う

¥220

商品レビュー

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2012/07/29

○○年ぶりの再読。好い具合に初読の印象を忘れていて楽しく読んだ横。謎解きの部分に関しては正直消化不良で、もう一度読み直さなければならないが、横溝ばりの道具立て、島荘系のトリックでありながら、いわゆる新本格派にありがちな、肩肘張った、奇をてらったところがなく、心地よく読めた。探偵役...

○○年ぶりの再読。好い具合に初読の印象を忘れていて楽しく読んだ横。謎解きの部分に関しては正直消化不良で、もう一度読み直さなければならないが、横溝ばりの道具立て、島荘系のトリックでありながら、いわゆる新本格派にありがちな、肩肘張った、奇をてらったところがなく、心地よく読めた。探偵役の一尺屋遥があざとすぎないのも好もしい。続編を待機させておいて良かった。

Posted by ブクログ

2003/02/13

27年前にフラリと出て消息を経っていた依井直之の父。その父から直之宛に突然葉書が届く。どうみても失踪当時に書かれたものらしい。しかし投函されたのはつい先ごろ。父の行方と葉書の謎を解くために直之は単身で、Y県の沙華姿(さかしな)へと赴く。 その村には27年前に凄惨な殺人事件が起きて...

27年前にフラリと出て消息を経っていた依井直之の父。その父から直之宛に突然葉書が届く。どうみても失踪当時に書かれたものらしい。しかし投函されたのはつい先ごろ。父の行方と葉書の謎を解くために直之は単身で、Y県の沙華姿(さかしな)へと赴く。 その村には27年前に凄惨な殺人事件が起きていた。まるでその事件を示唆するような短歌が書かれた葉書が、宿として間借りしている<水車>の娘・仁内結姫届く。謎を解き明かそうとしている直之にもやがて魔の手が忍び寄る。 派手で、とても綺麗な殺人事件(笑) 雪の上に紫の薔薇の花びらが散ってて、その上に生首ですもの。美しい〜。(勿論、雪密室) まぁ、ちょっと考えれば犯人も絡んだ人間関係も読めるが、これは楽しくサラサラと読める。 人形が空中を飛んだり、幽霊(か?)が出たり、見立て殺人だったりと要素はふんだんにある。 そこら辺りの設定が往年の横溝文学に匹敵するので好きだな。 それと、何を置いても一尺屋遥が個人的に好みだっ!! この男いいなぁ〜。一尺屋シリーズがあと数本あるようなので探すべし。 内容はどうでもいい。一尺屋に会いたい(笑)

Posted by ブクログ

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