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死への旅 ハヤカワ・ミステリ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 1992/02/29 |
JAN | 9784150700249 |
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死への旅
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著名な科学者たちの失踪、ZE核分裂を発明した男、それを追う妻、その男の前妻のいとこ、子供に死なれ夫とも別れ死のうと飛行機に乗る女性、燃える飛行機、なりかわり、砂漠の山中の謎の施設、謎の富豪、諜報部員、場所はロンドンからカサブランカ、さらに奥のフェス、そしてアトラス山脈。 最初ち...
著名な科学者たちの失踪、ZE核分裂を発明した男、それを追う妻、その男の前妻のいとこ、子供に死なれ夫とも別れ死のうと飛行機に乗る女性、燃える飛行機、なりかわり、砂漠の山中の謎の施設、謎の富豪、諜報部員、場所はロンドンからカサブランカ、さらに奥のフェス、そしてアトラス山脈。 最初ちょっと退屈だったが、ヒロイン・ヒラリーが出てきて、ZE核分裂発明者の妻に成り代わった所からがぜんおもしろくなった。謎の人物6人と変装しての旅、危機一髪のところは必ず脱出し、異国を彷徨う登場人物たち。着いた先は巨大な秘密施設。施設の設置者の目的もどこかマンガチック。でも映画にしたらけっこういけるんじゃないか。けっこう007なんかはこの手のストーリーのような気もする。 クリスティの思想がかいまみられるセリフが興味深い。 「キリスト教は女性を愚か者にしてしまったんですよ。か弱さや、しおらしげな服従を、女の徳義としてあがめたりしてね」かと思うと、科学者にアフリカの現地人を「要するに隷属民族なんですよ。すぐれた民族に奉仕する役に立つだけでしかないのよ。」と言わせているがヒロインには「それは少し過酷じゃないかしら」と言わせている。 1954発表 1977.8.31発売 1983.9.15第8刷 図書館
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久々にクリスティを読むなど。 スパイ物ってそんなに気になるジャンルではないのだけど、すっと内容が入ってきて、ドキドキワクワクするのはさすが! 主人公が流されるだけじゃなくて、自分で選択する強さを持ってるのも好ましかったです。
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アガサには珍しい、 冒険ミステリーかつ、主要キャラクターが不在の 作品です。 とにかく終始、騙し、騙しあいの関係があり、 読んでいて非常にはらはらさせられます。 それと意外に目立たない人物が 後半部分になると思わぬ主要人物になるので 結構見逃せませんでした。 そして最後は…
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