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心中天浦島 ハヤカワ文庫JA
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心中天浦島 ハヤカワ文庫JA

栗本薫(著者)

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心中天浦島 ハヤカワ文庫JA

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1992/05/31
JAN 9784150301453

心中天浦島

¥110

商品レビュー

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2019/01/06

「遥かな草原に」「ただひとたびの」「優しい接触」「心中天浦島」「ステファンの六つ子」「黒い明日」の6編。「優しい接触」での、背景がありそな種族対立のような文学的な終わり方。「心中天浦島」は、同じ舞台と思われる話は他にもあるが、この話が一番哀れ。「ステファンの六つ子」は、子供出産の...

「遥かな草原に」「ただひとたびの」「優しい接触」「心中天浦島」「ステファンの六つ子」「黒い明日」の6編。「優しい接触」での、背景がありそな種族対立のような文学的な終わり方。「心中天浦島」は、同じ舞台と思われる話は他にもあるが、この話が一番哀れ。「ステファンの六つ子」は、子供出産の側からすると喜劇だが、6人目の子供になった個体からすると、その後は。地球人としての死後も放浪するのだろうか。「黒い明日」は、ステファンの六つ子の後の世界とも思える。でなくても、世代間の断絶はここ何十年が一番ひどいかもしれません。

Posted by ブクログ

2013/09/17

「遥かな草原に」 「ただひとたびの」 「優しい接触」 「心中天浦島」 「ステファンの六つ子」 「黒い明日」 「遥かな草原に」 異星で出会った問答無用で可愛いランブラーマウスという生物。個々人を分けて認識し、執着する人間のあり様を描く。 「ただひとたびの」 惑星への流刑という...

「遥かな草原に」 「ただひとたびの」 「優しい接触」 「心中天浦島」 「ステファンの六つ子」 「黒い明日」 「遥かな草原に」 異星で出会った問答無用で可愛いランブラーマウスという生物。個々人を分けて認識し、執着する人間のあり様を描く。 「ただひとたびの」 惑星への流刑というと、いくつか作品が思い浮かぶ。こちらはファーストコンタクトものをプラス。 「優しい接触」 姿は似ていてもお互いに殺し合い、別々の惑星で住む二つの種族が、たった二人で出会ってからの交流。収録作のなかでは一番好きかな。SF設定を、描きたいものにとても効果的に利用している。 「心中天浦島」 地上人と宇宙船乗組員とのギャップ。 「ステファンの六つ子」 ティプトリーに少し似た感じのあったなーと。こういう物語の始まりを描いた作品の読後感は好き。 「黒い明日」 「心中天浦島」の関係も、ジェネレーションギャップが拡大したもののように思えたが、こちらはそれの理由を恐ろしい解釈に。

Posted by ブクログ

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