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生物の世界 講談社文庫
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生物の世界 講談社文庫

今西錦司(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1992/08/01
JAN 9784061340107

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商品レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 生態学
  • 社会論
  • 生物多様性
  • 哲学的視点棲み分け理論
  • 環境との関係性
  • 高次社会構造
  • 血縁
  • 地縁を超えた関係性
  • 生物学の基本書

生物とその環境、社会との関係を深く掘り下げた本書は、単なる生物学の枠を超え、哲学的な視点からも多くの示唆を与えてくれます。著者は、すべての生物が共通の起源から分化し、類縁関係を築く中で、どのように棲み分けを行うかを論じています。特に「棲み分け理論」や「同位社会」といった概念は、血縁や地縁に基づく関係性を超えた、より高次の社会構造を考える手助けとなります。また、作品は難解であるものの、その論理の展開は圧倒的で、読者に世界のつながりや生物の多様性について深く考えさせる力を持っています。生物学と哲学が交錯する独特の視点を通じて、自己中心的な視野から離れ、広い視野での理解を促す内容が魅力です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2016/08/22

難読かつ論理の展開が圧倒的で呼吸をしていない。戦前に書かれた書物とは思えないほど、哲学的で自創的である。

Posted by ブクログ

2016/02/05

社会について、の章だけ。自分が知りたかったことの先がある気がした。 久しぶりに母校の図書館に駆け込んで読んでみた。「社会」の章。 棲み分けには空間的棲み分けと時間的棲み分けがある。 さらに流動性が低い社会の棲み分けは顕著(例えば植物)であるのに対して、流動性が高い社会(例えば水...

社会について、の章だけ。自分が知りたかったことの先がある気がした。 久しぶりに母校の図書館に駆け込んで読んでみた。「社会」の章。 棲み分けには空間的棲み分けと時間的棲み分けがある。 さらに流動性が低い社会の棲み分けは顕著(例えば植物)であるのに対して、流動性が高い社会(例えば水棲生物)の棲み分けは一時的、偶然の要素が介在する。 集団の繁殖が飽和状態を超えたあと同じ繁殖率でいくと世の中が不毛な生存競争の修羅場と化す。生物らしい円満な解決としてその生物社会が食う者と食われる者とに分業発展することで繁殖率を減退させずにその飽和状態を持続できる。つまり社会を分割する。大きくなった者はさらに大きくなる方向に複合同位社会を分離し、小さくなった者はさらに小さくなるように分離していく他ない。 そしてお互いにお互いを効果的に活かす配置方法を探る。 面白かった。自分が知りたいことが何なのかわからないが、この辺に何かある気がしてきた。どのような棲み分けがウィンウィンを最大化させるかとか、どのような場合に分離が必要とされるのかとかそういうとこ。 合意形成でも統合派と棲み分け派がいると思うが、棲み分けのdisadvantageはまさにこの過剰な二極化というものだとおもう。それが「富」基準であった場合に現代で問題になってる。しかし知識や暴力ならばどうだろうか。 そしてうまく棲み分けできていないからこそ労働環境が知識追求にとって危険な場所となっている。最適配置、意思決定、選択の問題とかはこの辺の話なのだろう。 しかしこの分野って何て分類されるの?彼は一応人類学と動物学者らしいが、あとは生態学とかも関係あるのか。

Posted by ブクログ

2015/05/27

難解です。 しかしそれは、述べられている内容が難解だというわけではなく、筆者の修辞法によります。 昭和15年という時代に、応召を控えた筆者が遺書のつもりで決死の覚悟で書いたということにはもちろん十分な敬意を払わなくてはなりません。 しかし、遺書として文章の格調を高めようとす...

難解です。 しかしそれは、述べられている内容が難解だというわけではなく、筆者の修辞法によります。 昭和15年という時代に、応召を控えた筆者が遺書のつもりで決死の覚悟で書いたということにはもちろん十分な敬意を払わなくてはなりません。 しかし、遺書として文章の格調を高めようとするあまり、いたずらな修辞法が駆使され、これが文章を大変読みにくくしています。 筆者が伝えようとしていることは、そんなに難しいことではありません。 単純な事柄を、わざわざ難しい概念、修辞法で論述しています。筆者は自説を「愉快だ」と感じているようですが、読者は余分な読解力と想像力を要求され、いささか不愉快になります。執筆時38歳という「若さ」もあったのでしょう。 解説者は「現代の科学者を目指す若者に読んでもらいたい」と述べていますが、このままでは読めません。若者に読んでもらうためには、無駄な修辞をなくし、極めて平易に伝えることが必要です。頭が良い人でないと読めないというのではダメです。 演繹的・帰納的(つまり科学的)な論旨展開が行われているように見えて、典拠とする観察事実はほとんど提示されず、突然直感的な考えが述べられます。 「哲学的」と言われるのは、つまり非科学的ということです。 最終章は歴史ではなく進化について述べているのですから、単純に「進化について」とすべきでしょう。歴史という言葉が意味する事柄については何も述べられていません。

Posted by ブクログ

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