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ひょうたん

宇江佐真理(著者)

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ひょうたん

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2005/11/21
JAN 9784334924775

ひょうたん

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商品レビュー

3.5

14件のお客様レビュー

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2019/02/10

本所、五間堀に「鳳来堂」という古道具屋がある。芝居小屋にかかっているような定式幕で作った半纏や綿入れを一年中着ている音松と女房のお鈴。幼馴染の、料亭「かまくら」の勘助、駕籠かきの、徳次、酒屋の房吉は、年がら年中集まっては酒を酌み交わす仲間。 夫婦には兄の質屋で修行中の一粒種の長...

本所、五間堀に「鳳来堂」という古道具屋がある。芝居小屋にかかっているような定式幕で作った半纏や綿入れを一年中着ている音松と女房のお鈴。幼馴染の、料亭「かまくら」の勘助、駕籠かきの、徳次、酒屋の房吉は、年がら年中集まっては酒を酌み交わす仲間。 夫婦には兄の質屋で修行中の一粒種の長五郎がいる。 真面目に働いてる長五郎のためにも、貧乏はしても、後ろ指を刺されるようなことはしないと決めた。 古道具屋に現れる、骨董好きな武士や、盗まれたものが店に集まってこないかと調べる岡っ引きや、義理のてて親に暮らしのために、詐欺をさせられる姉弟。 様々な人がそれぞれの事情を抱えてやってくる。

Posted by ブクログ

2017/06/26

先日読んだ『夜鳴きめし屋』の前作です。 夜鳴きめし屋の主人公は長五郎という若者でしたが、 この『ひょうたん』では、 長五郎はわずか10歳の子供で奉公に行っています。 長五郎の家は「鳳来堂」という古道具屋。 切り盛りしているのは、 長五郎の父音松と母のお鈴です。 長五郎の代にめし...

先日読んだ『夜鳴きめし屋』の前作です。 夜鳴きめし屋の主人公は長五郎という若者でしたが、 この『ひょうたん』では、 長五郎はわずか10歳の子供で奉公に行っています。 長五郎の家は「鳳来堂」という古道具屋。 切り盛りしているのは、 長五郎の父音松と母のお鈴です。 長五郎の代にめし屋に鞍替えするだけあって、 古道具屋のころから、お鈴の料理の腕前はちょっとしたもの。 友人を大事にする音松の元、 夜な夜な鳳来堂に集う、音松の悪友たちも 半分はお鈴の料理が目当てのようでした。 あったかい料理と人情味のある夫婦の元には いつも人が集まってくるのでしょう。 古道具屋の夫婦が遭遇する 江戸情緒あふれる6編の短編集でした。 この方ももう旅立たれたそうで。。。 ほんとうに『夜鳴きめし屋』の続きが読みたかった。 惜しい方を亡くしたと思います。 ご冥福をお祈りいたします。合掌。

Posted by ブクログ

2017/01/28

2017.1.29 しょうもないなぁと思う音松は、正義感強いし、友達思いだし、いい男だった。日ごろだらしなくてもいざとなったら頼れる男。 料理上手なお鈴もいい。 毎晩店先で一杯つけてお酒のおもりなんて私はごめんだけど、素敵な関係。 それでこの作者にしては下ネタ多く、ちょっとびっく...

2017.1.29 しょうもないなぁと思う音松は、正義感強いし、友達思いだし、いい男だった。日ごろだらしなくてもいざとなったら頼れる男。 料理上手なお鈴もいい。 毎晩店先で一杯つけてお酒のおもりなんて私はごめんだけど、素敵な関係。 それでこの作者にしては下ネタ多く、ちょっとびっくり。 このメンバーならこんな話がくり広げられるはず。 私が読み始めたのは宇江佐さんが亡くなってから。 もっと早くに読みたかった。

Posted by ブクログ

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