日本国勢図会(2010/11年版)

矢野恒太記念会【編】

• 販売会社／発売会社: 矢野恒太記念会
• 発売年月日: 2010/06/01
• JAN: 9784875491415

商品レビュー

2024/06/27

（2010/6/26)
人材コンサルのBrother_Nob さんにtwitterで薦められて入手、目を通しました。
論評なしのファクトデータ。
結構面白いのです。みかんやりんごの生産高の多い県ベスト１０とか、各産業の状況を示すデータがこれでもかと満載されています。
でも、良くよく読んでいくと、いや見ていくと、日本が大方右肩下がりになっていることに気づきます。貿易の章で顕著！24,25章。リーマンショックがきっかけかもしれないけど、リーマンは全世界的な現象。その後立ち直れない日本。国力が落ちてます。サッカーベスト16はうれしいですが、この現実。何をすべきか。

大前研一さんもこういってます。

（引用はじめ）
菅新首相が何よりもやるべきは、日本経済の立て直しです。毎年、私は
「日本国勢図会」という本を送っていただいて目を通していますが、
「2010/11年版」にはさすがにがっくりきてしまいました。

　掲載されている指標は「右肩下がり」ばかりです。ざっと見たところ
「右肩上がり」だったのは「国債残高とGDPに対する比率」だけと
　いう皮肉な状況です。菅新首相にはぜひこの状況を打破していただき
たいと期待します。
（引用終わり）

消費税上げが国力アップにつながるとは考えられない。
天下りやら何やら、官僚・財界がらみの既得権益のおかしなシステムをこわして、新しい産業構造に組み替えない限り、日本は停滞する。年棒1億以上のトップもその一環。

世界の国々
国土と気候
人口
府県と都市
労働
国民所得
資源・エネルギー
石炭・石油・天然ガス・原子力
電力・都市ガス
農業・農作物
畜産業
林業
水産業
工業
金属工業
機械工業
化学工業
食料品工業
その他の工業
建設業
サービス産業
商業
会社・企業
日本の貿易
世界の貿易
国際収支・ＯＤＡ
物価・地価
財政
通貨・金融・株式・保険
運輸・郵便
情報通信・科学技術
国民の生活
教育
社会保障・社会福祉
保健・衛生
環境問題
災害と事故
犯罪・司法
国防と自衛隊

実態を知るためには持っているべき本です。2700円。

＊＊＊＊
今日は志望校の中学の運動会に行くつもりだったが、一昨日のサッカーTV観戦の無理がたたって朝寝坊。
しかし昼は走りました。1時間。多分12キロ。16600歩、しっかり77分10200歩。汗だくで風呂に入り夕食前ながら66キロ。