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北海道を盗み取った男
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文芸社 |
発売年月日 | 2006/01/01 |
JAN | 9784286006734 |
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北海道を盗み取った男
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
主人公は蠣崎信純 実在の人物で南部氏に反乱し蝦夷地に逃れる 本書では南部氏に追われ瀕死の武田信広を助け 自分が無しえなかった飛躍する未来をやり遂げて 欲しいと言われ、出奔以来持ち続けた伝来の品を 託す・・・書いていないケド自分になり替わって 生きてほしいと(で、武田信広を称して生きる) つまり南部氏に追われた二人の青年が戦い破れて 蝦夷地に逃げ去った事実を、物語では一人の人物 として描く この突飛な前提をもとに書かれた物語だが、中々 興味深いエピソードもあった 三平汁の名付けは武田信広(実は信純) 黒豆に見せかけた小石を客にふるまい、自分だけ 黒豆をバリバリ喰らい情人離れしているとの演出 怪しい光を坊主に探らせ、古櫃から毘沙門天像を 見つけ一宇を建てた 最後に、主人公の人格が統一されていない、作者 の力量不足だろう・・・非情に徹した人格とした 方がタイトルからみて相応しい(´・ω・`)
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