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ボロ家の春秋 講談社文芸文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2000/01/11 |
| JAN | 9784061976979 |
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ボロ家の春秋
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商品レビュー
4.4
7件のお客様レビュー
戦後の日常風景を切り抜いたような作品。 そこには劇的な物語もなく、隣人知人との小競り合いのような内容ばかり。 しかもその小競り合いも作中では解決せず日常の一部として存在し続けていくような終わり方をする。 主人公は平たく言ってダメ人間ばかりで、そのダメ人間さが共感とユーモアに繋がっ...
戦後の日常風景を切り抜いたような作品。 そこには劇的な物語もなく、隣人知人との小競り合いのような内容ばかり。 しかもその小競り合いも作中では解決せず日常の一部として存在し続けていくような終わり方をする。 主人公は平たく言ってダメ人間ばかりで、そのダメ人間さが共感とユーモアに繋がっていくところが魅力だと思う。 特に「凡人凡語」が面白かった。 「自分から動くな。働きかけるな。身を乗り出すな。」 あまりにも共感できる処世術だ。
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梅崎先生の描く人間と人の世は、じんわりと湿り気がありつつ、おかしみと諦念が横たわっていて、かつシンプルな本質をくっきりと浮かび上がらせていると感じている。そういった醍醐味がここに収められた小編たちには凝集している。 解説でも触れていたが、書かれた当時の時世に強く準拠しながらも、い...
梅崎先生の描く人間と人の世は、じんわりと湿り気がありつつ、おかしみと諦念が横たわっていて、かつシンプルな本質をくっきりと浮かび上がらせていると感じている。そういった醍醐味がここに収められた小編たちには凝集している。 解説でも触れていたが、書かれた当時の時世に強く準拠しながらも、いま読んで古さを感じないのは、人の本質をよくよく捉えているからに他ならないと思う。つくづく、梅崎先生の書くものが好きだとあらためて思わされた。
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日常生活が限りなくハイテク化/SF化しつつある、今となっては、こういう「日常」の方がずーっと遠く感じられます。 ところで、イチジクの木は水分が多くて、薪に不向きだそうですが、本当かなあ。
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