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老いの楽しみ 岩波現代文庫 文芸3
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2000/01/14 |
JAN | 9784006020033 |
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老いの楽しみ
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静かに堅実にしなやかな頑固さで生きた女性。 下町の規律と人情が人柄の根底にある。 「誰も彼も世話好きで、困っている家があればすぐ飛んで言って手を貸すのが当たり前になっていたけれど、お互いの位の中に首を突っ込むことは決してしなかったから、よけいな神経を使うこともなく、なんとなく...
静かに堅実にしなやかな頑固さで生きた女性。 下町の規律と人情が人柄の根底にある。 「誰も彼も世話好きで、困っている家があればすぐ飛んで言って手を貸すのが当たり前になっていたけれど、お互いの位の中に首を突っ込むことは決してしなかったから、よけいな神経を使うこともなく、なんとなくフンワリと暖かい毎日があったような気がする。 少々貧しい人も豊かな人をうらやまないし、すこし豊かな人も、貧しい人を見下したりしなかった。」「いいことは自分のせい、悪いことは人のせいにしてはいけない。」 心にさす名言。 小雨の降る朝、竹篭をもって新聞受けまで歩き、ポストにぎっしりとさしこまれた6種の新聞を取り出す。 朝の片付けの後の2時間ほどかけてゆったり読む。 夫婦どちらかが時間がないときは、ゆっくり読んだほうが「本日のおすすめ品」として赤鉛筆でしるしをつける。 「知りたがり屋の老人」生活、あこがれる。
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