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Don't touch me ディアプラス文庫
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Don't touch me ディアプラス文庫

一穂ミチ【著】

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Don't touch me ディアプラス文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新書館
発売年月日 2010/05/09
JAN 9784403522390

Don't touch me

¥440

商品レビュー

3.9

17件のお客様レビュー

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2020/09/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

★3.5。特殊清掃員×潔癖症。 それなりに可愛げがあるけど、やっぱりこういう性格の受けは苦手なので…ノンケふたりが気のおける友達以上に発展したのには謎。 でも、お話にうまく合わせててお上手だなぁと思った。 特殊清掃という職業…(孤独死などの現場の清掃とか)。それに従事している攻めが、儀式のように身を清めているお風呂シーンはぐっとくるものがあった。 この職業でなければ果たして受けとどうこうなっていたか分からないな…と思うと複雑ですがそれも又面白い。

Posted by ブクログ

2016/12/28

特殊清掃員と潔癖症のオゾン層研究職。 仕事とアイデンティティがうまく絡み合った絶妙な人物造形と会話のテンポの良さ、情景と心理を絡ませながらするする進んでいくドラマ仕立てが心地よい。 恋に溺れる二人だけにフォーカスが絞られず、同僚の妙子の存在がよいアクセントになっていていいですね。...

特殊清掃員と潔癖症のオゾン層研究職。 仕事とアイデンティティがうまく絡み合った絶妙な人物造形と会話のテンポの良さ、情景と心理を絡ませながらするする進んでいくドラマ仕立てが心地よい。 恋に溺れる二人だけにフォーカスが絞られず、同僚の妙子の存在がよいアクセントになっていていいですね。 いけすかない男、と呼ばれる連は確かにその通りですが、徹底したマイルールで他者を招き入れず生きてきたあたりは計にどことなくキャラクター造形が似ているなと再読していて気づいたり。 ほんとうの意味で心の奥に触れて欲しくない深い傷を抱えていたのは長谷川の方だったのかな。 ごくごく自然にするりと惹かれあっていく様にはBLの楽しさが詰まっています。 そう! これ! 一穂節!!! と、これがまさしく読みたい、の絶妙な言い回しとテンポと流れるような文章がひたすら心地よかったです。とにかく文章のトーンが好きでその勢いに夢中なまま読み通した感がありありと。 それぞれの空白やいびつさがすっぽり収まりあうようにするりと心を惹かれあっていく様と、飾り気のないテンポの良い会話が心地よいです。 この男同士ならではのざっくばらんなノリがとても楽しい。 BLでしか書けない最高に面白い話(でもちゃんとBL)のさじ加減のバランスがとても好きです。 後半パートで明かされる長谷川の胸の内と二人のざっくりした愛の告白が最高にキュートで好きです。

Posted by ブクログ

2014/11/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【※BL注意】  製薬会社でオゾン消臭剤の研究をしている連は、潔癖性気味。  そんな連が同僚の代理で無理矢理合コンに参加させられる。  けれど、女性たちの連にとっては見ているだけで「気持ち悪い」と感じる行動に行動とお酒に悪酔いした連は、同じく代理で合コンに参加していた長谷川に介抱される。  翌朝、長谷川宅で目覚めた連は気まずさは覚えたものの、潔癖性の連には珍しく、彼の笑顔も家も居心地よく感じる。  思いがけず楽しい時間を過ごした連だったが、数時間後、仕事相手として長谷川と再会した連は、彼の仕事が「清潔」とは程遠いものだ、と知って……  という話でした。  どうしても許せない自分の個人的な問題と、相手も譲れない仕事と……。  二人の中に横たわる溝は大きいけれど、それでも惹かれていかざるを得なくて……という感じで、何だかじわじわ沁みて行く感じの暖かい物語でした。  柔らかい物語がとってもよかったです。  作者さんの書く文章の雰囲気とか温度ってあると思うんですけど、この物語はちょうどそれが「体温」って感じられる物語で中身が何であれ、あったかいなあ……って感じました。そして文章が呼吸のように中に入ってくる。  とってもいい話でした。  ほのぼのした話がお好きな方には是非、オススメします。

Posted by ブクログ

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