1,800円以上の注文で送料無料

わが友マキアヴェッリ(1) フィレンツェ存亡 新潮文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫
  • 1224-26-02

わが友マキアヴェッリ(1) フィレンツェ存亡 新潮文庫

塩野七生【著】

追加する に追加する

わが友マキアヴェッリ(1) フィレンツェ存亡 新潮文庫

定価 ¥605

110 定価より495円(81%)おトク

獲得ポイント1P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

2/20(木)~2/25(火)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2010/04/24
JAN 9784101181387

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

2/20(木)~2/25(火)

わが友マキアヴェッリ(1)

¥110

商品レビュー

4.2

34件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/05/20

わが友マキアヴェッリ 1 文庫版 フィレンツェ存亡 著:塩野 七生 新潮文庫 し 12 38 本紙は、偉大なるフィレンツェの栄光と衰退の物語である 物語はマキアヴェッリが失意のうちに失職し、郊外にある山荘サンタンドレア・インペルクッシーナで、「君主論」を執筆するところから始ま...

わが友マキアヴェッリ 1 文庫版 フィレンツェ存亡 著:塩野 七生 新潮文庫 し 12 38 本紙は、偉大なるフィレンツェの栄光と衰退の物語である 物語はマキアヴェッリが失意のうちに失職し、郊外にある山荘サンタンドレア・インペルクッシーナで、「君主論」を執筆するところから始まる。時に1512年。 フィレンツェに舞い戻った、メディチ家の暗殺計画という陰謀に巻き込まれて、44歳に公職を追われた ・ダンテに追放なくば、「神曲」は生まれず、マキアヴェッリにあの災難が降りかからなければ、「君主論」はなかった それから時代は、メディチ家の最盛期に巻き戻る イタリアンルネサンスは、フィレンツェのメディチ家のもとで興隆を迎える レオナルド・ダ・ビンチも、ミケランジェロも、マキアヴェッリも15世紀から16世紀にかけての同時代人なのである 当主、ロレンツォが、「ロレンツォ・イル・マニーフィコ」偉大なるロレンツォと呼ばれる時期である フィレンツェは、花の都と呼ばれる街 ロレンツォが作った詩  いのち短し 恋せよ乙女  紅きくちびる あせぬまに  熱き血潮の 冷めぬまに  明日の月は ないものを は、黒沢明の「生きる」にもうたわれた、日本でも有名なものなのです ロレンツォと、異母兄弟ジュリアーノの暗殺事件から、端を発した、ローマ教皇との確執、ロレンツォの死、そして、フィレンツェの没落までが、1巻である フィレンツェの栄光は、ロレンツォ・デ・メディチの死によって終焉したのである ISBN:9784101181387 出版社:新潮社 判型:文庫 ページ数:240ページ 定価:490円(本体) 発売日:2010年05月01日 ★1巻目次 序章 サンタンドレアの山荘・500年後 第1部 マキアヴェッリは、なにを見たか  第1章 眼をあけて生まれてきた男  第2章 メディチ家のロレンツォ  第3章 パッツィ家の陰謀  第4章 花の都フィレンツェ  第5章 修道士サヴォナローラ 図版出典一覧 解説 佐藤 優 2巻目次 第2部 マキアヴェッリは、なにをしたか  第6章 ノンキャリア官僚初登庁の日  第7章 「イタリアの女傑」  第8章 西暦1500年の働きバチ  第9章 チェーザレ・ボルジア  第10章 マキアヴェッリの妻  第11章 わが生涯の最良の日  第12章 補佐官、マキアヴェッリ  第13章 1512年・夏 図版出典一覧 解説 佐藤 優 3巻目次 第3部 マキアヴェッリは、なにを考えたか  第14章 『君主論』誕生(1513-1515)  第15章 若き弟子たち(1516-1522)  第16章 「歴史家、喜劇作家、悲劇作家」(1518-1525)  第17章 「わが友」グイッチャルディーニ(1521-1525)  第18章 「わが魂よりも、わが祖国を愛す」(1525-1526)  第19章 ルネサンスの終焉(1527) 図版出典一覧 解説 佐藤 優

Posted by ブクログ

2023/10/12

1巻 ほぼマキャベリ出てこず。マキャベリが活躍する前の話。マキャベリが活躍する前の背景がしっかりと書かれているので、とても面白かった。2巻以降が楽しみ^_^

Posted by ブクログ

2023/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「君主論」や「政略論」を描いたマキャヴェリを描く一冊。 この第一巻では、マキャヴェリが生まれた時代の前後のフィレンツの政情を中心に描かれる。フィレンツェ人とはどのような民族であったかやロレンツォ・イル・マニーフィコと称されるようになるメディチ家の君主やその子孫たちが描かれている。 名君とされるロレンツォが君主論のモデルとなったからこそのこの背景かと思っていたら、そうでもないらしい。 一巻で特に気になったのはマキャヴェリが官僚を追放された時の心情。他者からはたわいない物に見えたとしても本人は大切に思っていた。それを奪われた時の絶望感たるや想像できないし、一般人には、現実味がなさすぎる出来事に思えてしまった。ただ、起こっている以上は、誰にでも起き得るし、彼みたいに乗り越えた時には歴史に名が残る人物へとなるのだろう。

Posted by ブクログ