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日本の悲劇 怨念の政治家・小沢一郎論
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日本の悲劇 怨念の政治家・小沢一郎論

中西輝政【著】

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日本の悲劇 怨念の政治家・小沢一郎論

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2010/04/17
JAN 9784569708843

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2012/02/04

著者が雑誌で書いきたものをまとめたもの。 以前に書いたものをその時期に合わせて再編集したわけだから、当然その時の政治の状況に合わせたものが取り上げられている(こういってはなんだが、当然予測が外れたものもあるだろうが、そういうものは収録されない)。 著者は小沢一郎氏がとことん嫌いな...

著者が雑誌で書いきたものをまとめたもの。 以前に書いたものをその時期に合わせて再編集したわけだから、当然その時の政治の状況に合わせたものが取り上げられている(こういってはなんだが、当然予測が外れたものもあるだろうが、そういうものは収録されない)。 著者は小沢一郎氏がとことん嫌いなのだ、と言う内容で終始一貫していて、そういった意味では小沢氏の日本政治での影響力の大きさが感じることができる。 ただ個人的には、政治と言うものはその時々の世界・社会・経済情勢によって取るべき施策と言うものは変化して当然だと思うので、小沢氏の著書で書かれた内容から年月を経て変化があっても仕方がないのではないだろうか。それを時節をも考えずに以前のままであったならば、今度は逆に融通の効かないヤツと書くのだろうか。 自民党は政権しがみつき体質、民主党は政権担当能力がないと言うのはもう日本国民は分かりきっているのではないか。ただ、その受け皿として政権を任せるだけの政党もないのが現実。その現実に対する解は一切出てこない。 まさしく、評論家が評論家然としてただ評論を述べただけ。 自民党嫌い・民主党も嫌い、特に小沢一郎なんか大嫌いと言う人だけが読むと良い。

Posted by ブクログ

2010/11/27

・「官僚政治からの脱却」を実現できるかどうかで政権の行方が決まる ・昨年の衆院選の民主大勝の最大の要因⇒自民党への「嫌悪感」 など 確かに… さらに詳しいことはこちらで http://ssasachan2.seesaa.net/article/157367323....

・「官僚政治からの脱却」を実現できるかどうかで政権の行方が決まる ・昨年の衆院選の民主大勝の最大の要因⇒自民党への「嫌悪感」 など 確かに… さらに詳しいことはこちらで http://ssasachan2.seesaa.net/article/157367323.html

Posted by ブクログ

2010/05/14

 中西輝政は名前は知っていたが,ちゃんとした著作を読むのはおそらくこれが初めてです。  既にオピニオン誌などに発表したものを集めたものなので,全体としての一貫性にはやや欠けるのと,後半少し抽象的な話が多くなって読む方の消耗ととともに少し勢いがそがれたが,基本的には全体を通じてなか...

 中西輝政は名前は知っていたが,ちゃんとした著作を読むのはおそらくこれが初めてです。  既にオピニオン誌などに発表したものを集めたものなので,全体としての一貫性にはやや欠けるのと,後半少し抽象的な話が多くなって読む方の消耗ととともに少し勢いがそがれたが,基本的には全体を通じてなかなか興味深く読了した。  副題にもあるように「小沢一郎論」という感じで,小沢さんの政治手法について,分析・評論するとともに,大きく問題提起している。  わたしは個人的には,小沢さんは「選挙策士であって,選挙対策を主眼に政治をしており,政策や公約はそのための手段に過ぎないと考えているため,選挙に勝つためには「魂」も売りかねない」というふうに捕らえている。  著者は,小沢さんをもっとも深いところで自民党らしい人物であるがために,もっとも深く自民党に恨みをもっており,それが故に反米・反自民的なものを深くに抱えており,しかし民主党で彼がその思いを遂げるには,彼自身の存在や彼の手法が,実は有力な武器であるとともに,彼ら自身をも縛るものともなっている・・というような捉え方をしている。  なるほど・・・自縄自縛というか天唾というか・・判るような気もする。彼らしい部分が民主党のような寄り合い所帯で現実味のない頭でっかちの集まりが,あそこまで上り詰め,そしてあろうことか彼自身が実は一番のお荷物にもなっているというのはまさにそういうことかもしれない。  そうやって育て上げた党の各党員はどこまで彼についてくるか・・・その辺のぎりぎり感を彼はゾクゾクしながら楽しんでいるような気もするのである。情に流されやすい人には,政治家というのは本当に因業というか因果な商売としか移らないが,そうしたパワーバランスの駆け引きをゲーム感覚で楽しむ向きには他に例えようもない醍醐味なのかもしれない。  谷亮子を担ぎ出し,谷そのものの名声は地に貶めても,おろかな国民数万人を釣り上げれば,彼の釣果としては大成功なのだろう。そうしたどこか透徹したワンマンさに憧れる人や不気味に思う人に彼は支えられている。  人や物や金を全てコマのように駆使して政局を操る。力関係や綱引きを楽しんでいる彼には,普天間などは鳩山総理が「おもちゃ」で退屈しのぎをしていて火傷したぐらいにしか思っていないのかもしれない。その間で,党務の名の下で,もっとも自民党的な医師会や農協などに圧力をかけ続ける。亀井さんは郵政票担当・・。民潭の協力を得れば勇気百倍アンパンマン。公明党はえささえ出せばすぐ落ちる・・・。彼は今,支持率というガソリンがぎりぎり切れないうちにどこまで走れるか,そのスリルを楽しんでいるような気がしてきた。  著者は決して,単純な自民党支持者ではない。自民党の腐敗振りに元々警鐘を鳴らしてきたのだ。ところが,それ以上の妖怪が現れたので,批判の矛先はそちらを主に向いているが,基本的には自民党にもかなり辛辣である。  こうした真の言論人というのが近年つとに少ないように思われる。嘆かわしいことである。  是非一読をお勧めできる本である。

Posted by ブクログ

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