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近代美学史 近代美学の三期と現代美学の課題 岩波文庫
定価 ¥440
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1995/10/01 |
JAN | 9784003363737 |
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近代美学史 近代美学の三期と現代美学の課題
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
ディルタイによる近代美学の簡潔な総括。ライプニッツなどの唯理的美学と実験的美学の双方に不備があると指摘しつつ、17~19世紀の美学史を解説している。そして究極的には、美そのものを目的とするのではなく芸術作品が鑑賞者の心を動かす作用に注目しなければならないと説く。
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フッサール以前の現象学の源流のひとつとも言われるディルタイだが、日本ではその著書をなかなか読むことができない。全集があるらしいがもの凄く高価で、私の住む街のしょぼい図書館には、当然置かれていない。 だからいまだにディルタイに関してはよくわからないのだが、この本は17世紀から19世...
フッサール以前の現象学の源流のひとつとも言われるディルタイだが、日本ではその著書をなかなか読むことができない。全集があるらしいがもの凄く高価で、私の住む街のしょぼい図書館には、当然置かれていない。 だからいまだにディルタイに関してはよくわからないのだが、この本は17世紀から19世紀にかけてのヨーロッパ芸術、それをめぐる美学上の論説の歴史が簡単にえがかれている。 ライプニッツやホームの文章が引用されているあたりは興味深かった(音楽についての美学)。 それにしても、ヨーロッパ美学史上の重要そうな本は、私もほとんど読んでない。というか、ここに出てくる著書名のほとんどは知らない。 ヨーロッパ人ではないから、やむを得ないか。と、開き直ってみる。そもそも、それらは邦訳を入手できないものが多いだろう。 この本は薄すぎて、相変わらずディルタイの思想の特徴は掴めなかった。
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だいぶ時間がかかってしまった。一周目は、途中からこれは美術批評に最低限必要な内容を網羅していると気づいたので、直ぐに二周目を読もうと決めたので、内容を理解・解釈することに勤めた。考えの種が至る所に散りばめられていて甘やかされた読書だったかも。
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