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火山噴火・動物虐殺・人口爆発 20万年の地球環境史 歴史新書y
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 洋泉社 |
発売年月日 | 2010/04/06 |
JAN | 9784862485434 |
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火山噴火・動物虐殺・人口爆発
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火山噴火・動物虐殺・人口爆発
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
だからどうしなければいけない、ということはどこにも書かれていなかったと思う。地球の環境の歴史にはこういうことがあったという事実がつづられている。そして、環境問題を考えるにあたっては、その歴史をひもとくことも大切であるということが最後に書かれている。森林の破壊についてはかなりのペー...
だからどうしなければいけない、ということはどこにも書かれていなかったと思う。地球の環境の歴史にはこういうことがあったという事実がつづられている。そして、環境問題を考えるにあたっては、その歴史をひもとくことも大切であるということが最後に書かれている。森林の破壊についてはかなりのページ数がさかれているが、20世紀初頭にアメリカで切り倒されたという巨木の写真が大変印象的だ。また、スイスの自然が一度は破壊されているという話を読むと、人間の身勝手さを感じずにはいられない。燃料として、住宅等の建築資材として材木が伐採された。さらに、農耕地を広げるためにも無駄に伐採されている。ほかに、水産資源の乱獲について、大型哺乳類の絶滅、感染症、火山の噴火が環境に及ぼす影響などが論じられている。しかし、何よりも最大の問題は人口爆発なのであろう。少子化といって騒いでいる国もあるが、世界的には今後も人口は増え続ける見込みのようだ。我々人類のために犠牲になったものがどれほど多いかをもう一度じっくり考え直してみたい。
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人間恐い。ほとんどの大型哺乳類が人間によって全滅している。魚も毛皮になる小動物も。火山の気候への影響力は文明を滅ぼす程。いつ起きてもおかしくないが、起きたら人口が増え過ぎた人間は、今までとは較べられない規模でダメージを受けるかもしれない。
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著者もあとがきの中で「タテの方向」と表現していますが、環境問題を理解するには歴史から学ぶ方がより効果的なのではないかと思っています。現在進行中の環境破壊は、その問題の大きさや重大性がわかりにくい場合も多いですが、歴史は結果が出ており、ある意味、壮大な実験結果とも言えるからです。 ...
著者もあとがきの中で「タテの方向」と表現していますが、環境問題を理解するには歴史から学ぶ方がより効果的なのではないかと思っています。現在進行中の環境破壊は、その問題の大きさや重大性がわかりにくい場合も多いですが、歴史は結果が出ており、ある意味、壮大な実験結果とも言えるからです。 森林、農業、魚、大型動物の絶滅、感染症、火山噴火といったテーマごとに章分けされており、読みやすい構成になっています。最終章の火山噴火は自然現象なので、人間は受け身の対応をするしかありませんが、それ以外は人間自らが引き起こしている問題であり、人間の賢明さが問われているテーマです。 特に、農業の章は読み応えがありました。農地の拡大とともに土壌侵食が進行し、それによってアメリカや旧ソ連では干ばつや砂塵が、中国では干ばつと大洪水が発生した様子が生々しく記載されています。 新書版のわりに情報量も多いので、環境史の入門書としても良いのではないかと思いました。
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