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記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争 小学館101新書
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記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争 小学館101新書

上杉隆【著】

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記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争 小学館101新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2010/04/06
JAN 9784098250769

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記者クラブ崩壊

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2024/06/27

(2010/7/1) 恐ろしい本だ。既得権益がここまで跋扈しているとは。官僚、大手メディア記者。 民主党政権誕生、上杉氏がキラキラや書籍やtwitterで訴えるまで、その存在すら知らなかった記者クラブが、いかに国民の知る権利を奪っていたかを、 今回改めて整理認識することとなった...

(2010/7/1) 恐ろしい本だ。既得権益がここまで跋扈しているとは。官僚、大手メディア記者。 民主党政権誕生、上杉氏がキラキラや書籍やtwitterで訴えるまで、その存在すら知らなかった記者クラブが、いかに国民の知る権利を奪っていたかを、 今回改めて整理認識することとなった。 戦前、政府の情報統制に戦うべく、取材する権利として勝ち取った記者クラブ制度。その当時の志や良し、だったはず。 それが数十年を経て、初期の志をなくし、既得権益の巣窟と化してしまった。 具体的には、記者会見の開催権を大臣から奪い、大臣は広く会見したくても記者クラブの許しがないと情報発信できない。 国会や省庁のビルという公の場に、閉鎖的私的団体が場所を占有、賃料も払わない。 情報を独占することで優位性を持ち、小出しにして国民に高く売りつける。クラブ付きの評論家に仕事の場を与える。 フリーランスジャーナリストが記者会見に入り、鋭い質問をし、政府から答えを引き出し報道すれば、何の価値もない記事、評論家が、 情報の独占で生きながらえる。記者クラブという既得権益にどっぷりつかって、記者としての腕を磨かない。 民主党は野党時代から会見を開放、政権交代目前の鳩山党首(当時)も著者の「官邸に入っても記者会見開放してくれますね?」の質問に、 「上杉さん、官邸にいらしてください」とはっきり答えていたという。しかし、政権交代が実現すると、その約束は反故にされる。 記者クラブと、官僚と、官僚に言いくるめられた平野官房長官(当時)の抵抗で。 ようやく3月、首相会見は一部開放されたが、時すでに遅し。世論は沖縄問題の不始末で鳩山バッシングに走っていた。 首相にすら権限がない記者会見。 唯一開催権が省にあった外務省岡田大臣は、そのまじめな性格で、記者会見開放を強行。 亀井金融大臣も、政策ははてなマークだが情報公開に対する筋は通っていて、開放に努力。 しかし記者クラブにフリーランスを入れることが出来ず、記者クラブでの会見後、大臣室で記者クラブ以外のジャーナリストにもう一度会見をする。 亀井大臣は記者クラブに怒り、クラブでの会見より大臣室での会見で本音を語る。 新聞メディアはこうした動きを報じない。 多くの国民はこの事実すら知らない。 「記者クラブ問題」をとりあげないだけであればまだ罪は軽い。 野中元官房長官が暴露した「官邸機密費はメディア対策に使われていて、評論家、記者に多額の金が渡っていた」ことを報じないとなると話は別。 我々の税金が、政府をただすべきメディアに賄賂的に渡っていた。接待、仕立て代、現金、、。 オープンだった菅首相就任会見でフリーランスがこの質問をしても、NHKは放送終了後で国民には伝わらない。 翌日の新聞もよくて「要旨」だけさらっと書いてある程度で、読売、日経は全く取り上げていなかった。 首相の回答はまだ理解が浅いものではあったが、それにしても就任会見の内容を国民が知ることが出来ない。 時間枠の限られるテレビは仕方ないとしても、新聞が取り上げない制約はない。 「記者クラブに触れられたくない」それだけだ。 大変なことだ。 そんな新聞取る必要はない。私は新聞をやめた。 鳩山さんはある意味既得権益との戦いに敗れ、失脚した。 無論自身の発言の問題はあったが、それとて会見を開放してしっかりした言葉だけを国民に残せば、こうはならなかったはず。 大手メディアは鳩山バッシングに国民を扇動した。国民はまんまとそれに乗った。 菅政権に新鮮味がないのは既得権益との戦いを避けているからだ。 それでは困る。日本がだめになる。 既得権益打破に動いたから民主党を支持したのだ。そうでない、既得権益にすり寄る党ならさようならだ。 様々なことを認識させる良書だ。 新聞・テレビとの200日戦争 第1章 記者クラブの抵抗―2009年9月‐12月(新聞・テレビはいったい誰の味方なのか;×井沢元彦(作家)記者クラブこそ日本最大の抵抗勢力だ;国民から知る権利を奪う「報道自主規制」という悪弊;記者クラブを放置すれば日本は海外メディアから捨てられる;×亀井静香(金融・郵政改革担当大臣)国民が知らない記者クラブとの「100日戦争」);第2章 官僚との癒着―2010年1月‐3月(記者クラブの壁を軽々と越えてしまったツイッターの衝撃;冤罪、国策捜査の片棒を担ぐ「司法記者クラブ」の大罪;記者クラブへの年間13億円超「公費支出」を事業仕分けせよ;×花岡信昭(元産経新聞政治部長)記者クラブ制度批判に徹底反論する);第3章 裏切りの官邸―政権発足前夜(ドキュメント・裏切りの首相官邸)

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2020/12/12

2008年の『ジャーナリズム崩壊』で報道メディアの巨悪を暴いた上杉氏が、その本丸とも呼ぶべき「記者クラブ」の正体に迫る。記者クラブとは、政府や自治体・業界団体を取材するという名の元に、新聞社やテレビなど大手メディアに属する記者たちによって構成された組織。1890年の帝国議会開催に...

2008年の『ジャーナリズム崩壊』で報道メディアの巨悪を暴いた上杉氏が、その本丸とも呼ぶべき「記者クラブ」の正体に迫る。記者クラブとは、政府や自治体・業界団体を取材するという名の元に、新聞社やテレビなど大手メディアに属する記者たちによって構成された組織。1890年の帝国議会開催において、記者たちが取材の権利を要求して結成した「議会立ち入り記者団」をルーツとし、公権力の監視役として発展したのだが、1978年の日本新聞協会による画策により、それまでの「親睦団体」から「官僚と結託した取材拠点」へと方向転換された結果、大手メディアによる談合組織と化し、海外メディアやフリージャーナリストの参加を認めないという排他的な利権団体へと成り下がった。本書は2009年に政権与党となった民主党のマニフェストの1つにも明記されていた「記者会見のオープン化」に向けて、著者が記者クラブと繰り広げたバトルを描いたもの。

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2020/04/03

SIGHT誌で、筆者を知り、さっそく購入。僕が買う本にしては、珍しく、書店ですぐに見つかる。 うーん、日本の新聞、テレビはまずいですねぇ。 ウェブの台頭でビジネスモデルが根底から覆るとは思っていたのですが、中身もやばい。 と言うか、むしろ有害。 困ったものです。 佐々木氏が...

SIGHT誌で、筆者を知り、さっそく購入。僕が買う本にしては、珍しく、書店ですぐに見つかる。 うーん、日本の新聞、テレビはまずいですねぇ。 ウェブの台頭でビジネスモデルが根底から覆るとは思っていたのですが、中身もやばい。 と言うか、むしろ有害。 困ったものです。 佐々木氏が言うように、2011年くらいには、やばいかも。 佐々木氏が出ていたNHKの番組でも、市民のマスコミへの嫌悪感はすごいものがありましたし。

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