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なぜ遠くの貧しい人への義務があるのか 世界的貧困と人権
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 生活書院 |
発売年月日 | 2010/03/25 |
JAN | 9784903690520 |
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なぜ遠くの貧しい人への義務があるのか
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なぜ遠くの貧しい人への義務があるのか
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商品レビュー
4.3
6件のお客様レビュー
原文のせいなのか翻訳が悪いのか私の理解力がないのか、書いてあることがさっぱり分からなくて途中で読むのをやめました
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経済的先進国と後進国の格差について。 格差があることではなく、その格差を作るシステムの不平等、後進国を深刻な飢餓に陥らせるほどに先進国が富を奪っていくことの問題。 「救う義務」ではなく「殺さない義務」。 論じられる対象はごくごく狭い範囲に限定される。 確定できることだけ。死なせ...
経済的先進国と後進国の格差について。 格差があることではなく、その格差を作るシステムの不平等、後進国を深刻な飢餓に陥らせるほどに先進国が富を奪っていくことの問題。 「救う義務」ではなく「殺さない義務」。 論じられる対象はごくごく狭い範囲に限定される。 確定できることだけ。死なせないための分配だけ。懐が痛まない(「損をする」ではなく「得が減る」)程度の平等だけ。 食事を分かち合おうと言っているのではなく、おまけシールのために捨てるチョコをあきらめる程度のこと。 これを読む人(=先進国の住人)がアカアレルギーを発祥しないように、細心の注意を払って受けいれやすい範囲のことだけを論じる。 しかし自由経済はその程度のことですらすんなりとは受けいれられないらしい。先進国は「貧困対策を出来ない理由」をひねりだすことに汲々としている。 やりたくないことをやらない理由を作りだし続けていると、目的が「やらないこと」にすりかわってしまう。 懇切丁寧な説明と、主張の少なさから反発の激しさが伺える。 書き方の慎重さに「自由論」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4003411668を思い出した。 アメリカの傲慢はわかりやすいから、アメリカ(欧米)のこととして、ああそうだよなと読んだ。 でも日本も確実にこちら側。 先進国の富を享受している人は、ホロコーストの一般ドイツ人のような立場にいる。 SSじゃなくてもナチじゃなくても殺す側に加担している。 自分とは違う種類の人間のたくさんの死を「知らなかったから仕方ない」と言うのは簡単だ。 とはいえ、この文章から伺える世界が私にはよく見えなくて、何と闘っているのかがピンと来ない。 (きちんと書いてあるけれど、西欧的な圧力を共有できていないから肌で感じられない) 誤解を招かないため(曲解を拒むため)の文章だなあと思った。 丁寧に武装した言葉なんだけど、重装備過ぎて慣れない目には身が見えない。 論文を読む力が衰えるのはあっという間だな… 半分くらい読んだところで時間切れ。もうちょっとちゃんと読みたい。 関連 現在の形式がスタンダードであるのは、その形式がもっとも優れているからではなく、その形式がもっとも普及しているから。「お母さんは忙しくなるばかり」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4588364146
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