- 中古
- 書籍
- 文庫
- 1225-16-04
貧しき人々 光文社古典新訳文庫
定価 ¥880
660円 定価より220円(25%)おトク
獲得ポイント6P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2010/04/20 |
| JAN | 9784334752033 |
- 書籍
- 文庫
貧しき人々
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
貧しき人々
¥660
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.7
41件のお客様レビュー
弱者おじさんと孤児少女のラブレター ドストエフスキーの入門書として手に取ってみたが大正解だった。デビュー作ということもあってか短めで読みやすく、それでいて彼の世界観や巧みな表現力を楽しめる1冊だと思う。 内容の9割が下級役人マカール(47歳)と孤児少女のワーレンカ(推定18歳...
弱者おじさんと孤児少女のラブレター ドストエフスキーの入門書として手に取ってみたが大正解だった。デビュー作ということもあってか短めで読みやすく、それでいて彼の世界観や巧みな表現力を楽しめる1冊だと思う。 内容の9割が下級役人マカール(47歳)と孤児少女のワーレンカ(推定18歳)の手紙のやり取りを通して展開される。この2人は現代の言葉で平たくいうと若い女性に貢ぎ困窮していく独身弱者おじさんと、両親を失いメンタルが不安定な孤児少女というキャラクターである。貧困故に共依存的なラブレターでお互いを励まし合う姿は時代や国を越えて普遍的な生々しさがある。 特に印象的だったのは、マカールの自分の気持ちを父性愛と主張する図々しさや自分を大きく見せようとする虚栄心、また物資等の援助は不要と言いながらも上手くそれを利用するワーレンカの(ずる)賢さや浮き沈みの激しさである。 私の読解力や考察力では、いわゆる社会の隅っこにいるような男女にスポットライトを当てた物語に捉えられ、24歳でこんな物語を書いた当時のドストエフスキーは時代や国の背景はあれど「社会の闇」的なものが好きな人物だという印象を受けた。 しかし考察等を読んでいると、マカールの貧しくも善人であろうとしたり自己の尊厳を保とうとする姿勢や、女性が自立しづらい社会の中でも独り懸命に生きるワーレンカの力強さに気付かされ、見方が大きく変わる点もあった。 物語や登場人物を通して描かれたドストエフスキーの価値観や当時のロシアの貧困や閉塞感、また作品理解の為の時代・文化知識の重要性に気付かされるいい1冊だった。
Posted by 
ふつーに気持ち悪いと思った 収入の上がり幅と幸福度の上がり幅がある一定で頭打ちになるみたいなのはよく聞くけど、反対にある一定までは綺麗な相関関係なんだもんなと感じられた 一方で貧しいにも貧しいなりの理由があるよねとも思った
Posted by 
カラマーゾフの兄弟を一年位前に読んで以来のドストエフスキー。 この『貧しき人々』はドストエフスキーの処女作といわれる。 それ故か、往復書簡という体裁をとっているためか、これまで読んできた罪と罰、死の家の記録に比べ断然読みやすい。 が、短編ということもあるためか、物足りなさを感じる...
カラマーゾフの兄弟を一年位前に読んで以来のドストエフスキー。 この『貧しき人々』はドストエフスキーの処女作といわれる。 それ故か、往復書簡という体裁をとっているためか、これまで読んできた罪と罰、死の家の記録に比べ断然読みやすい。 が、短編ということもあるためか、物足りなさを感じる。 下級の官吏と不幸な身の上の若い女性との往復書簡で話が進んでいく。 二人とも貧しく、世間から追いやられたようにひっそりと暮らしている。 これは、恋なのか、親子のような愛情なのか? 往復書簡ということもあり、二人の詳しい背景、関係性などがぼんやりとしかつかめない。 それでも、不幸に暮らす人々の生活、ささやかな幸せなどが目に浮かんでくる。 ただ、その手紙のやりとりの中でも、驚くほどの善良な心があるかと思えば、激情的な言葉などが浴びせられたりと、ちょっと首を傾げたくなるようなところも。 ただ、それが人間の実態なのかな。 手紙とは、心のままに書くと感傷的になるもんだしな。 この処女作は、ゴーゴリの「外套」のパロディとも言われることがあるらしい。「外套」もずいぶんまえに読んだけど、また読み返してみようかな。
Posted by 
