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論文をどう書くか 私の文章修業 講談社現代新書
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論文をどう書くか 私の文章修業 講談社現代新書

佐藤忠男(著者)

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論文をどう書くか 私の文章修業 講談社現代新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1980/04/01
JAN 9784061455764

論文をどう書くか 私の文章修業

¥220

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2013/05/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

*他人の意見の良い聞き手となり、他人の仕事の勘所を捕まえて適切な励ましを送れるようになれば、自分の立場もぐっと大きくなり、発想も豊かになるというものだ。 *私にとって論文とは、自分で考えた一つの主張に対して、別のもう一つの立場、あるいはもう二つか三つの立場から批判検討を加えていくというつもりで書かれるものである。したがって最初に書いた主張が最後までまっすぐ貫かれるという保証はない。というより、最初からある主張がはっきり出てくるということは少なく、最初はむしろ。漠然とした疑問が提出されるだけであることが多い。あるいは、ある一つの感動や感銘、つまり内面的な経験が書かれるだけであることが多い。そして次に、その意味を求めて、さまざまな立場から検討を加えてみるのである。最初に書かれる主張・経験を導入部といえばいえるだろう。しかしそこからはまだ、結論はとても予想できない。胸ときめかせてとりかかる新鮮な問題であればあるほど、結論は予想できないのである。 *解りきったことのつもりが、いざ厳密に正確に表現しようとするとけっこう解り切ってきないことに気づく。そこにいくらでも論文の材料がある。 *言葉の意味をはっきりさせるということは論文を書くうえで第一に重要なことである。辞書に書いてあるように意味がはっきりとしているだけでは不足である。それ以上に、その言葉に自分はどういう感情をこめているかということを自覚する必要があると思う。 *我々はただなんとなく、自分自身の内面に対して宛名のない文章を書くのではなく、特定のだれかを説得するという態度で書く機会を増やしたほうがいい。(福沢は蓮如の文章や歌舞伎から洗練された大衆的言葉を学んだ)

Posted by ブクログ

2012/03/28

僕が生まれる前に初版本が出ている新書です。 いわゆる「書き方」の本ではなく, 著者の,物書きとしてあるべき姿のようなものが,著者の経験をふまえた上で書かれています。 あとがきにもあるように,書き方よりも生き方に少し重点が置かれていて, 勉強するために読むというのではなく,単に楽し...

僕が生まれる前に初版本が出ている新書です。 いわゆる「書き方」の本ではなく, 著者の,物書きとしてあるべき姿のようなものが,著者の経験をふまえた上で書かれています。 あとがきにもあるように,書き方よりも生き方に少し重点が置かれていて, 勉強するために読むというのではなく,単に楽しむためにも読める様なものになっています。 著者の経験を見てみると,結局は,目標を立て,自分なりの方法で努力し続けるしかないんだなと感じました。

Posted by ブクログ

2012/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分をどう発見するか。 他人にわかるということ。 資料を集める、着想をどうふくらませるかは、よくある手。 素人の参加が大事だとのことなので、書き方よりも内容だと思った。

Posted by ブクログ

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