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裁判百年史ものがたり
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2010/03/25 |
JAN | 9784163723303 |
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裁判百年史ものがたり
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
日本の裁判の歴史を振り返る上で押さえるべき12の事件を、豊富な資料と丁寧かつドラマチックな筆致で描いており、非常に面白く、そして勉強になります。 学生時代に学んだ重要判例の背景にはこのようなドラマがあったのかと驚かされる場面が多いです。 また、何よりすごいと思うのが、筆者の各...
日本の裁判の歴史を振り返る上で押さえるべき12の事件を、豊富な資料と丁寧かつドラマチックな筆致で描いており、非常に面白く、そして勉強になります。 学生時代に学んだ重要判例の背景にはこのようなドラマがあったのかと驚かされる場面が多いです。 また、何よりすごいと思うのが、筆者の各判決についての正確な理解と説明力です。最高裁判例部分だけでなく、高裁・地裁の判決も要約しながら説明しているのですが、その要約が端的で分かりやすく、とても非法曹の方がなせる技ではないように感じました。判決を、その妙味を失わせず要約するということは、法律家でも至難の技です。筆者の取材力と豊かな見識、そして文章力、これらが全て優れているからこそなせる技であると思います。 日本の裁判史を理解する上で、将来にわたって、非常に重要な意味を持つ本であると思います。
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【書評】田中貴子・朝日新聞2010年4月18日、斎藤貴男・週刊読書人2010年7月2日(裁判員制度推進派著者のものであると注意して読めという注意)。 12の重要な判例を取り上げ、推理小説家の手で、裁判の事実の背景や判決の意味するところが読みやすくまとめられている。
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明治以降の100年間に行われた裁判の中から12事件を選んで、その内容を記したもの。司法判断に大きな影響を与えた重要な裁判について知ることによって、司法そのものをある程度理解できたように思う。知識として知っておくべき事件の概要を記す。 「大津事件」:ニコライ二世が来日中に警備中の...
明治以降の100年間に行われた裁判の中から12事件を選んで、その内容を記したもの。司法判断に大きな影響を与えた重要な裁判について知ることによって、司法そのものをある程度理解できたように思う。知識として知っておくべき事件の概要を記す。 「大津事件」:ニコライ二世が来日中に警備中の警官が斬りつけ無期となった。 「大逆事件」:明治天皇暗殺を企てた幸徳秋水ら12人を死刑、12人を無期とした。疾風のような裁判と処刑 「帝銀事件」:帝銀社員ら16名を毒殺し、画家平沢貞通は死刑となるが、再審請求が繰り返され95歳で獄死 「松川事件」:機関車を脱線させ左翼系国鉄職員ら20人が裁判にかけられたが、15年を経て全員無罪。他に「下山事件」国鉄総裁殺害、「三鷹事件」機関車暴走があるが、いずれも国鉄10万人の人員削減に抗議したもの。 「八海事件」:単独強盗殺人犯が他4人を道連れにしようとし、本人無期、18年後、他無罪となったもの。 「永山事件」:4人を殺害した凶悪犯永山則夫は、獄中で改心、小説家となるが29年後に死刑執行。
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