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東洋からの経営発想
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東洋からの経営発想

田口佳史(著者)

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東洋からの経営発想

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 明文図書
発売年月日 2009/07/01
JAN 9784904192184

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2019/08/15

”五感塾ネットワークフォーラム参加者として献本いただいた(T Sさん経由)。感謝! --- T: P: O: --- ・人間性とは中国古典では「五常」といいます。つまり「仁、義、礼、智、信」であります。(p.13)  仁…人類愛。自分の関係する人々やメンバーが幸せに暮らしてくれと...

”五感塾ネットワークフォーラム参加者として献本いただいた(T Sさん経由)。感謝! --- T: P: O: --- ・人間性とは中国古典では「五常」といいます。つまり「仁、義、礼、智、信」であります。(p.13)  仁…人類愛。自分の関係する人々やメンバーが幸せに暮らしてくれと祈る気持、そこから生じる行い  義…私欲を排して公益の為に働くこと。更に自己の役割を一心不乱に果たすこと  礼…社会秩序保持の為に人間の持つべき規範  智…思慮分別を働かせること  信…嘘のないこと。欺かないこと。 ・生命は他の生命と共鳴共感した時が最も喜びを感じる時である (p.26)  協働し共創する場としての職場、どうやらこれがキーワードの様です。 ・この道の在り様を、手本として学び習得して自分のものにした人間の行いを「徳」のある行為として、この両者を「道徳」といいます。(p.31) ・「無有入無間」、無有にして無間に入る。水は自分の形を持たないから、一見隙間の無いところにまで自由に入ることが出来る。(中略)それは水が自分の形を持たないからです。(中略)まず自分を優先にしないことです。(p.67-68) ・老荘思想の根本は「無」であります。(p.92) ・「とりわきこの兵法の道に、色をかざり、花をさかせて、術とてらひ、或いは一道場或いは二道場などいいて、この道をおしへ、習ひて、利を得んとおもふ事、生兵法おおけがのもと。まこと成るべし」  「大工のたしなみ、よくきるる道具を持、ひまひまにとぐこと肝要なり」(p.107:宮本武蔵の言葉) ★いま我々に問われているのは、企業活動にまつわる多くの矛盾を乗り越えることです。  社会貢献をすればするほど自社利益が増加する仕組みや、社員の満足が高まるほど顧客価値が高まる構造など、いま問われている問題が解消しません。(p.113) ・他人から全く切り離された自分などあり得ないという自他非分離の哲学があります。  まず我々がいまここに存在しているについては、長い歴史的な人間の流れというものがあります。(p.122)  #これを次の世代(T)にも、態度で示すのが墓参りか! ★会社は、内面でも外面でもこれまでとはまったく違う様相を要求されているのです。(中略)そこに表れるのは、「共創と共生」という考え方です。  共創とは、多様な個性を持った人間が、同一の目標に向かって創造力を働かせることによって、多様だからこその刺激によって飛躍を生み、期待値以上の成果を創造することをいいます。  共生とは、異質で対立的な考えを持った人間が、相互に認め合った上で、相互に補完し合う関係が生じ、緊張感を持った必須の存在として、共に生き続けることになることをいいます。(p.127) ★「異質を恐れない」  (中略)  これこそが「大乗仏教」の考え方です。  大乗とはマハーヤーナ(大きな乗り物)を意味します。  出家者のみが悟れるとする小乗を批判し、出家者とか在家者の別なく、すべての人がブッダと同じ悟り(無上正等覚)に到達できるという考え方です。(p.128-129)  #へ?、そうなのか! ・企業の中の人間、つまり社員という存在がひどく不自由に思えてなりません。(中略)  自分の理想を具現化したい、という意欲こそが個人の業務に取り組む姿勢であり、その集合体が企業であるという考え方が重要となるのです。(p.154) ・折角数千年にわたり培って来た思想や考え方が東洋にはあり、いまや西洋の思想や考え方だけでは弊害、矛盾が生じてしまういま、我々が行うべきは、西洋と東洋の両方の「知」を融合して、完璧な考え方を確立することなのです。(p.167)  #田口さんは「東洋と西洋の知の融合研究所」代表理事”

Posted by ブクログ

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