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コール先生の往診日記 ある救命救急医の決
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コール先生の往診日記 ある救命救急医の決

岡林清司(著者), 中村純明(著者)

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コール先生の往診日記 ある救命救急医の決

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 鍬谷書店
発売年月日 2009/08/01
JAN 9784915878749

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3

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2023/01/07
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※このレビューにはネタバレを含みます

「その人の値打ちは、理念や夢によって決まる」、「「手当て」は「手を当てる」ことにある」、「レスパイト入院」、「在宅医療は、特定の患者さんに対し、その家庭環境にじかに触れ、患者・家族の生活の姿、バックグラウンド、生き方をよく知ったうえで、患者さんや家族の希望に沿って診療し、急変した場合には直ちに駆けつける医療である。そこでは救急が原点である。」、「チーム医療とは市場である」

Posted by ブクログ

2012/11/22

在宅医療の先駆けでもある広島のDrの本 前半は救命救急医から在宅医療への転換した本人のこと、後半はALSで在宅医療を受けた患者さんの声が入っている。 研修医以来お会いした事はないが、なぜ救急医が在宅医へ?と疑問に感じていた。この本を読んで救急医こそが在宅医療に向いているのではない...

在宅医療の先駆けでもある広島のDrの本 前半は救命救急医から在宅医療への転換した本人のこと、後半はALSで在宅医療を受けた患者さんの声が入っている。 研修医以来お会いした事はないが、なぜ救急医が在宅医へ?と疑問に感じていた。この本を読んで救急医こそが在宅医療に向いているのではないかとも感じるようになった。 勤務医のオーバーワークから医療崩壊が問題となり、救急医のなり手が減っている。若い頃に救急医は勉強にもなるし魅力的であるが、年をとってからのことを考えるとつぶしが利かないためどうしても敬遠しがちとなる。不景気の影響もあるかもしれないが、我々の頃に比べ最近の医学生や若い医師は将来を見据えて人生設計をたてている。そんな若い人たちはますます救急医は選ばないであろう。そんな中、救急の教授にまでなった人が、1つの将来の道筋を示す事は、救急医を考えている学生や研修医へ大きく影響を与えるのではないか。  在宅医は結局昔の町医者的な要素が強いと思われる。昭和の頃は‘おなかが痛い’といったら休日でも診てくれる診療所があった。でも医療技術の専門性が問われるようになって 結局は昭和の医療に戻っている  この本は学生だけでなく、私のような中間管理職から開業を考えている医師にも示唆されることがおおい。カンファレンスの重要性など人の上に立ち、スタッフをどのように引張っているか勉強になった。 また、私も以前から感じていたが、介護医療の講義が学生、研修医で必要である。 著者には10年以上前にお世話になったが、患者を診ていても定石に囚われず、本当にいいと思った治療を行っていた印象がある。当時、話をしていても、我々の考えよりもっと広く、柔軟な考えをしていた。それがやはり在宅医療へ進んでも生かされている。また、あの頃も人望が厚かったが、今もそうなのでうらやましくも思った。 大変勉強になる本で、在宅医療を考えているひと、また、在宅医療を依頼する患者、家族に読んでほしい本である。

Posted by ブクログ

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