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サリンとおはぎ 扉は開くまで叩き続けろ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/03/10 |
JAN | 9784062160315 |
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サリンとおはぎ
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商品レビュー
3.9
14件のお客様レビュー
偶然図書館で手にした本で、この著者は全く知らなかった。 四浪して京大に合格し、カリフォルニア大学バークレーでMBAを取得するという方だか、その間二度の交通事故だけでなく、地下鉄サリン事件にも巻き込まれても生き残り、結婚相手には元オウム真理教者という数奇な運命を辿る。 そういう人物...
偶然図書館で手にした本で、この著者は全く知らなかった。 四浪して京大に合格し、カリフォルニア大学バークレーでMBAを取得するという方だか、その間二度の交通事故だけでなく、地下鉄サリン事件にも巻き込まれても生き残り、結婚相手には元オウム真理教者という数奇な運命を辿る。 そういう人物の人生を記した本書ではあるが、決して悲壮感が漂うものではなく、だからといって人生の素晴らしさだけを謳うものでなく、書き記す文体に自身が生きた誠実さが現れているように思える。 自殺した友人との約束を原動力として夢へと邁進する姿を見て、日々の生活に追われ、夢が何かすら見失いつつある自身の小ささが身に染みる。 混迷が続く昨今において、また海外に出て生きて行く方にとっても大いにタメになる本と思われる。
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さかはらあつし『サリンとおはぎ』を読み終わった。 さかはら氏との一夜の邂逅を思い出した。 しがない一青年の私に、時間を割き、真摯に話してくれたその姿を今も忘れない。感謝と尊敬の念を持って思い出すのだ。 たった一回の出会いでも、その人の思い出に深く刻まれることがある。改めて感謝の言...
さかはらあつし『サリンとおはぎ』を読み終わった。 さかはら氏との一夜の邂逅を思い出した。 しがない一青年の私に、時間を割き、真摯に話してくれたその姿を今も忘れない。感謝と尊敬の念を持って思い出すのだ。 たった一回の出会いでも、その人の思い出に深く刻まれることがある。改めて感謝の言葉は無くとも、その人に感謝し続けることがある。 ゆえに全ての人に真摯に向き合わなければならない。有形か無形かに関わらず、相手が抱いた感情の蓄積がその人の価値になるのだ。 私にはさかはら氏ほどの体験はない。であるならば、全ての人に誠実に接していこう。 京大経済学部長の話。 「岩波文庫をすべて買いなさい。その本を諸君は手に取ることはないだろう。しかしある日、日に焼けた本を手にし、目次ぐらいは眺めてみるかもしれない。それでいいのだ。」 「学問は追体験です。追体験にスピードは関係ありません。クラスメイトと原著を読み漁り、互いに切磋琢磨する。講義にはたまに出て、教授の言うことを批判すればいいんです。」
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文章が短くとても読みやすい。数奇な運命をたどる筆者の体験談。常に前向きであるがままを受け入れる姿勢に勇気100倍!タイトルもいいし、さかはらさんには絶対アカデミー賞をとって欲しいと思う。
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