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十津川警部捜査行 東海特急殺しのダイヤ 双葉文庫
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十津川警部捜査行 東海特急殺しのダイヤ 双葉文庫

西村京太郎【著】

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十津川警部捜査行 東海特急殺しのダイヤ 双葉文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2010/03/14
JAN 9784575513370

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商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

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2019/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

○鉄分たっぷり(5作中4作)、ダイヤを使ったトリックは見逃すまい 東海地方にまたがる事件をまとめた5つの短編集。 ・愛と死の飯田線 久我が諏訪湖のペンションで出会った女性2人組と飯田線乗車の旅をしたら、その時間で起きた殺人事件のアリバイ証言をすることになり――愛が真実の邪魔をする。 ・見知らぬ時刻表 亀井の息子が拾った妙な時刻表を気にしつつ、沼津で殺された男の容疑者を追うと、その時間名古屋でアリバイがあり――アリバイを崩せたのは息子のおかげ。 ・幻の特急を見た 東京で社長が殺された事件は、個人秘書に疑いがかかる。が、富士川で走っているはずのない特急を目撃していて――トリッキー(笑) ・イベント列車を狙え 昔騙された女を追いお座敷列車「江戸」に乗り込んだ井村。しかしその女は車中で殺されてしまい――容疑者の男と信じる男。絆された十津川の謎解き。 ・恨みの浜松防風林 事件の容疑者を追い単独行動した日下刑事は、途中その容疑者を殺した容疑がかかるが、何者かに助けられ――日下の浅はかさが事件解決の糸口をつかむ! 「飯田線」は、その線だけで解決しない広い視野が必要。ネタバレ画像に注意。 「時刻表」は、関係ないのかなと見せかけてそれこそ「見知らぬ」というか誰もわかりえぬ列車でした。 「幻の特急」は、きっとそういう事例が実際にあったんだな。作者の取材力の勝利。 「イベント列車」は、十津川の信じる気持ちに容疑者も救われる。 「浜松」は、この短編集で唯一鉄道が登場しないが、日下・西本両刑事の名コンビ!?友情をぜひ感じてほしい。

Posted by ブクログ

2012/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

東海道付近に題材の鐵道推理小説、既出の5話。 愛と死の飯田線(果てのブルートレイン-急行「天北」殺人事件) 見知らぬ時刻表(EF63形機関車の証言、十七年の空白) 幻の特急を見た(サスペンス・トレイン雷鳥九号殺人事件) イベント列車を狙え(L特急やくも殺人事件、JR周遊殺人事件) 恨みの浜松防風林(恨みの三保羽衣伝説) ()内の既出のものを覚えていたものもある。 愛と死の飯田線と恨みの浜松防風林は、同じように女性に翻弄される刑事を表している。西村京太郎が女性に弱いことを表して,自戒しているのかもしれない。  最後の言葉は本気でないのかもしれないと思っているのかもしれない。

Posted by ブクログ

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