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猫は知っていた 仁木兄妹の事件簿 ポプラ文庫ピュアフル
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2010/03/09 |
JAN | 9784591116777 |
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猫は知っていた
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商品レビュー
3.6
46件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
先日『ボタニカ』を読んで、来年の朝ドラを楽しみにしているところです。 世田谷文学館へ行き、仁木悦子さんのお写真を久々に拝見して何か読みたくなった私にとって、「植物学者」と言えばこの人、仁木雄太郎。こういう兄貴が欲しかったなあ。 中学時代、親父の本棚から拝借した箱入単行本が『棘のある樹』だった。以降、「大人の推理小説」にのめり込んだっけ(笑) 何気に「(最初の)殺人動機が医療ミスの隠蔽」という…実に現代的。
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面白かった。 好奇心旺盛で仲良しの兄妹が、下宿先で起きた殺人事件に首を突っ込んでゆく。 1950〜60年代に書かれたこともあり、防空壕が残っていて効果的に使われたり、「疎開前に住んでいた〜」などと言ったセリフに、戦争がまだ近かった頃の時代を感じた。 でも文章が全然古臭くなくて、す...
面白かった。 好奇心旺盛で仲良しの兄妹が、下宿先で起きた殺人事件に首を突っ込んでゆく。 1950〜60年代に書かれたこともあり、防空壕が残っていて効果的に使われたり、「疎開前に住んでいた〜」などと言ったセリフに、戦争がまだ近かった頃の時代を感じた。 でも文章が全然古臭くなくて、するする読めるのが不思議だった。横溝や乱歩なんかだとちょっととっつきにくいというか、読み辛さが多少あると思うんだよね。この読みやすさは仁木悦子の特徴なのかな。 死体の処理の仕方なんかにはやはり今とは違うというか、科学捜査の発達した現代では通じないトリックもあるけど、そんなことはやっぱり全然関係なくてとても面白い。 犯人の最後の扱いは素人探偵ならではなのかな、とちょっと思った。時代も感じたというか…。 雄太郎は犯人家族に情けをかけたわけだけど、被害者にも家族はあるわけだしさ。ユリさんとか、誤解は解けたのかなとか、英二くんはこのあとどうすんだろとか、ちょっと気になるなーという終わりかた。 まあ、そういうのは余韻として残しておくのかな。 タイトルの「猫は知っていた」はなるほど!という感じ。 ほかの兄妹もの作品も読んでいきたいな。
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2020年6冊目。 昭和30年代とは思えないような、みずみずしい文章。猫うまいことトリックの中心にいる。
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