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ボローニャ紀行 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2010/03/09 |
JAN | 9784167111281 |
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商品レビュー
4
25件のお客様レビュー
軽い旅エッセイではなく、イタリア(ボローニャ)の都市機能を深掘りした解説本。町おこしに携わっている人とか読むと響くものがありそう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
イタリアに行きたくなった。ボローニャという都市はあまり知らなかったけど、共産党の雰囲気があって、イタリア政府を信用しないで、自分たちで街をつくっていく、守っていくという気持ちが強い、共同体感覚の強い街だと知った。やりたいことがあったら、組合をつくってしまうところとか、小さい店もみんなで応援するところはとてもいいなと思った。いつか行ってみたい。
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テストーニの鞄を抱えた井上ひさしがボローニャへ。フィレンツェから北のアペニン山脈を越えると、人口38万人(当時)のこの街が広がる。 ムゼオが37、映画館が51、劇場が41、図書館が73、あるそうな。それも例えば産業博物館だったら展示の企画は工業専門学校の生徒達が授業の一環でやる...
テストーニの鞄を抱えた井上ひさしがボローニャへ。フィレンツェから北のアペニン山脈を越えると、人口38万人(当時)のこの街が広がる。 ムゼオが37、映画館が51、劇場が41、図書館が73、あるそうな。それも例えば産業博物館だったら展示の企画は工業専門学校の生徒達が授業の一環でやるとかで、地域社会組織がお互いに絡んでる。これがボローニャ方式か。うーん、やるな。 フルラもブルーノ・マリもラ・ペルラも出てきませんが、ヴェネツィアのカルパッチョやベッリーニ・カクテルで有名なハリーズ・バーは出てきます。 ところで、ちょろっと出てくる「イタリア滞在歴の長かった妻」って、米原万里の妹の方かしらん。
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