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酒中日記
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/03/01 |
JAN | 9784062160469 |
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酒中日記
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坪内祐三(1958~2020年)氏は、早大文学部卒、雑誌「東京人」の元編集者で、コラム、書評、評論などを手掛けたライター。『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り』で講談社エッセイ賞を受賞(2001年)している。 本年1月13日、心不全で亡くなった。享年61歳。 私が最初に坪内氏を知った...
坪内祐三(1958~2020年)氏は、早大文学部卒、雑誌「東京人」の元編集者で、コラム、書評、評論などを手掛けたライター。『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り』で講談社エッセイ賞を受賞(2001年)している。 本年1月13日、心不全で亡くなった。享年61歳。 私が最初に坪内氏を知ったのは、2005年に『新書百冊』(新潮新書/2003年出版)を読んだときである。その後、無類の本好き・神保町好きである坪内氏はいつも気になる存在であった。私が月に数回は訪れる神保町の東京堂書店に、坪内氏のセレクトブックコーナーが設けられていたことも、身近に感じる背景になっていたと思う(残念ながら、東京堂書店でお見掛けすることはなかったが。。。)。私の手元にある『酒中日記』は、出版時に同書店で入手した坪内氏のサイン本であるが、訃報に接し、久し振りにパラパラとめくってみた。 本書は、冒頭に書かれている通り、もともと「小説現代」に筆者交代制で連載されていた「酒中日記」のオマージュで坪内氏が「ダカーポ」に連載していた「酒日記」が終了したときに、本家「小説現代」からの依頼で「酒中日記」として続けた連載(2007年3月号~2009年12月号)をまとめたものである。 内容は、無類の酒好きでもある坪内氏が、銀座、新宿、神保町。。。の酒場(かつての所謂文壇バーのような店を含む)をハシゴしながら、様々な作家や出版社の編集者と語った日々を日記形式で綴ったもので、2015年には、坪内氏本人も出演するドキュメンタリー的な映画『酒中日記』(内藤誠監督)にもなった。(私は映画は見ていない) こんなに毎日のように酒を(深夜~朝まで)飲みまくり、いつ執筆活動をしていたのか不思議に思えるのだが(笑)、一方で、こうしていろいろな人びとと飲み、語り、アイデアを仕込み、考えることにより、坪内ワールドを作っていたことがわかる、今にして懐かしい一冊である。 ご冥福をお祈りいたします。
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神保町に行くと、ツボちゃんが浅野屋で梅酒ソーダ呑みながら大相撲観戦しているんじゃないかと思ってドキドキしちゃう 白木わた美 著 「酔いも甘いも」「続・酔いも甘いも」
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以前、「ダ・カーポ」で連載していた「酒日誌」が、「小説現代」に舞台を移して続いていたとは知りませんでした。その後の三年間の連載を一冊にまとめたもの。単行本の装丁が似た雰囲気なのがよいですね。
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