専守防衛 祥伝社新書

清谷信一(著者)

• 販売会社／発売会社: 祥伝社
• 発売年月日: 2010/03/01
• JAN: 9784396111953

商品レビュー

2012/04/14

〈専守防衛〉は戦争に巻き込まれやすい。「曖昧さ」・「いい加減さ」は21世紀の「生きる知恵」にはならない。
http://www.amazon.co.jp/review/RILKA38VDLO18/ref=cm_cr_rdp_perm

2011/07/08

そもそも専守防衛なんてのは国連に加盟して日米安保を結んでるって時点でありえないってところから。
最近気にされてる島嶼防衛については、海保をもっと充実させて、陸自とかも削って海兵隊をつくった方が抑止になるだろうとゆう論点。
それからシビリアンコントロールについても、日本では警察がシビリアンコントロールが聞いてない警察国家だとか、軍人は実際戦争をしたがらないだとか、ドイツのように徴兵制がシビリアンコントロールに活かされている国があるとかって話もおもしろい。まぁどっかで読んだことある話ばっかりなんだけど。
それから周辺国の脅威についてで、ロシア軍がグルジア軍に手こずったとか、チャイナは太平洋だけでなくインド洋も手を広げてて実際そこまでの脅威じゃないとか、そうゆうところは新しくて勉強になった。

2010/10/21

本の帯が｢今の装備と法律のままでは、尖閣諸島を奪われる！｣というタイムリーな感じだったので。
文体はエッセーのレベルに近く、サラサラ読める。
かなり具体的な提言のレベルで書かれているんで、ただ危機を煽るだけの本に比べてずっと面白い。(現実的かどうかは別として)
｢専守防衛｣にとどまらず、核保有の是非や懸念国についても触れており、日本の安全保障の現状にザックリ触れたい方にはオススメ。