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移民不要論 少子化、人口減少何が悪い
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 産経新聞出版/日本工業新聞新社 |
発売年月日 | 2010/03/08 |
JAN | 9784819110921 |
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商品レビュー
2.7
3件のお客様レビュー
少子化が全ての問題の原点だと思っている僕の考え方を確認するために、反対の意見の本を読んでみたが、かなりの部分が納得し難い。単に労働力としての移民と考えるならそうかもしれないけど、そんなことしたら地域が大変になる事は自明で、どう受け入れのハードルを設定するかが肝でしょう。 出生率の...
少子化が全ての問題の原点だと思っている僕の考え方を確認するために、反対の意見の本を読んでみたが、かなりの部分が納得し難い。単に労働力としての移民と考えるならそうかもしれないけど、そんなことしたら地域が大変になる事は自明で、どう受け入れのハードルを設定するかが肝でしょう。 出生率の増加と移民受け入れの両輪で考えていかないと、短期的、長期的に成長できないと思う。 少子高齢化、人口減がプラスに働くなど全く思えない。競争原理が働かないと、成長しないでしょうよ。 中韓が日本と全く分かり合えない、という主張は理解した。今のイミョンバクの竹島への侵入をみてたらよく分かる。
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ネット掲示板に書き込まれている外国人批判をコピー&ペーストした印象を受けた。外国人労働者への人権を無視した扱いが問題視されているが、本書で取り上げられている思想がそういった行為を促進する気がする。 ただ、日本の移民政策への著者の指摘は真っ当で、移民政策が少子高齢化社会の根...
ネット掲示板に書き込まれている外国人批判をコピー&ペーストした印象を受けた。外国人労働者への人権を無視した扱いが問題視されているが、本書で取り上げられている思想がそういった行為を促進する気がする。 ただ、日本の移民政策への著者の指摘は真っ当で、移民政策が少子高齢化社会の根本的な解決策にはならないだろう。
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この本はタイトルの通り,日本への移民に真っ向から反対した論を展開するものである。 著者は海外での経営の最前線に長く携わってきたその経験から,コスト面で移民受け入れがどれだけ損な政策かを説く。 移民によるメリットとして想定されるのは,短期的な安価労働力。 これが経済発展に欠かせ...
この本はタイトルの通り,日本への移民に真っ向から反対した論を展開するものである。 著者は海外での経営の最前線に長く携わってきたその経験から,コスト面で移民受け入れがどれだけ損な政策かを説く。 移民によるメリットとして想定されるのは,短期的な安価労働力。 これが経済発展に欠かせないと主張する人も多い。 そして,少子高齢化に伴う労働力人口の補填とするべきであるという主張。 ここで筆者が想定しているデメリットは,長期的な視野から考えたもので, ・文化的な孤立,非共存 ・国家の分裂の危機 など,主に社会と国家の面での点を挙げている。 筆者は安価労働力は一部企業にのみ短期の利益をもたらすのみで,その急場しのぎが将来的にどれだけの不利益を生み出すかについて警告を発している。 私はこの本を評価する。 なぜなら,現在のあまりに無根拠な多文化主義に関して異を唱える書籍が少ない中で, ずばりそのもののタイトルをつけて発刊したことが素晴らしい。 少し資料を探せば分かることだが, 移民関連の文献は基本的に移民を推進するために何を為すべきかに論が集中していて, なぜ移民を推進するべきかには一切触れていない。 そういった危険な現状に待ったをかける意味合いでとても重要な役割を果たすものである。 しかしながら,目についた残念な点としては ・データの年度がないものや,データの引用元が明らかにされていないものがある。 このような書籍では論の説得力のために数字が不可欠であるが,引用元が不確かだと疑わしいものになる恐れがある。 ・断りが多い。 断りというのは,批判した後での「ただし誤解しないように言っておくが~」の類のもの。 気持ちは分かるのだが,少し多用しすぎていると感じた。非難されないための自己保身のように映ってしまう危険性がある。
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