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復興まちづくり 大震災に備えるシリー 2
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 丸善 |
発売年月日 | 2009/12/01 |
JAN | 9784818947078 |
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商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
なんか読んだ記憶があるが、ブログを検索してもでてこないので、もう一度、コメントする。 (1)俗説で「災害がこないと都市はよくならない」という災害待望論があるが、まったくの間違いである。(p49) 著者は、事前の復興準備の必要性からこれを間違いと行っているが、自分は日本の国力...
なんか読んだ記憶があるが、ブログを検索してもでてこないので、もう一度、コメントする。 (1)俗説で「災害がこないと都市はよくならない」という災害待望論があるが、まったくの間違いである。(p49) 著者は、事前の復興準備の必要性からこれを間違いと行っているが、自分は日本の国力からみて、今後、首都直下、3連動が起きた場合に、相当の覚悟と自己負担なしに、復興はあり得ないと思う。従来の公共事業中心型、土木工事中心の復興事業は、日本の政府及び地方公共団体の財政が許さないという視点が重要だと思う。 (2)自力仮設問題(p111)は、このまえ伊藤さんが言っていたが、結局、現物から金銭支援に変えるかどうかという大事な論点からときほぐす必要がある。その意味で、被災者支援法から災害救助法まで全部見直す必要がある。 (3)密集市街地に仮設市街地をつくるイメージ(p195)は、津波復興拠点整備事業の密集市街地版をつくればいいと思う。一度市町村が全面的に買収して段階的に仮設から本設に移っていく。一部は自力で、一部は公営住宅や公設市場になっていくというシナリオがいいのではないか。 最後の方にある斉藤公男先生の、新しい建築技術による大空間の仮設のつくる手法など、今どうなっているのか。坂さんの紙の集会所以外、あまり展開していないようだが、結局机上の空論だったのか?
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