ミステリの女王の冒険 視聴者への挑戦 論創海外ミステリ

エラリークイーン【原案】, 飯城勇三【編】

• 販売会社／発売会社: 論創社
• 発売年月日: 2010/02/25
• JAN: 9784846009144

商品レビュー

2010/08/26

これのみエラリイのシナリオではないです。
なのでシーン等の描写があります。
なので苦手な人はそこで
ちょっと読む気がそがれてしまうかも…

でも単純なことだけれども
思いつかないことをしてやったり
事件解決と思いきや
思わぬところから事実が出てきたりと
それなりのミステリーの要素はおさえています。

最後には解説がありますが
まあそこは興味のある人のみ読みましょう。
かなり長いですので。

2010/03/05

『十二階特急の冒険』
新聞社社主のヘンリー・マナーズの殺害事件。エレベータに乗り１２階のオフィスへ向かったヘンリーが消えた。６階で発見された彼の遺体。死ぬ間際に押した停車階のボタンに隠された秘密。

『黄金のこま犬の冒険』
ライツヴィルの富豪イーベン・ライトの殺害事件。釣りに訪れていたクイーン親子が巻き込まれた事件。彼が所有する黄金のこま犬で撲殺された被害者。警察署から盗まれたこま犬。保安官選挙に隠された秘密。

『奇妙なお茶会の冒険』
ブロードウェイのプロデューサー・ロックリッジ氏の失踪事件。彼の屋敷の中の鏡に隠された秘密。

『慎重な証人の冒険』
エラリーの友人リン・ヘイゲンにかけらた殺人容疑。殺害されたニック・ダロネ。裁判中に明らかになった事件現場で目撃された女性の正体は？自らがその女と名乗り出た女の殺害。裁判の進行の裏に隠された秘密。

『ミステリの女王の冒険』
豪華客船上で殺害されたピーター・デニケンと名乗るワイン商。彼の死に際の言葉から戦争中に活動していたゲシュタポと判明。彼が死ぬ間際に送った電報と戦争中に行方不明となったチェスのチャンピオンの謎。

　２０１０年３月４日購入

　２０１１年１２月１０日読了