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民衆の哀歌 ロシアの泣き歌 ユーラシア・ブックレット
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東洋書店 |
発売年月日 | 2010/02/20 |
JAN | 9784885959042 |
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民衆の哀歌
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民衆の哀歌
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世界各地にある(あった)「泣き女」の文化。 ロシア(を主としたスラブ系)ではそれが更に洗練されて「泣き歌」という慟哭の歌に高められたらしい。 らしいというのは今はもう残っていない(と思われる)から。 死者を悼み残された者の悲哀を歌う葬礼の泣き歌、娘時代を終わらされる花嫁の恐怖を...
世界各地にある(あった)「泣き女」の文化。 ロシア(を主としたスラブ系)ではそれが更に洗練されて「泣き歌」という慟哭の歌に高められたらしい。 らしいというのは今はもう残っていない(と思われる)から。 死者を悼み残された者の悲哀を歌う葬礼の泣き歌、娘時代を終わらされる花嫁の恐怖を嘆く婚礼の泣き歌、兵役につく新兵と送り出す家族の理不尽な別れを代弁する兵役送りの泣き歌。 特に婚礼と兵役送りはまったく知らなかったから興味深かった。 が、それだけ。 詩を引用して、解釈して、順番に並べてあるだけ。 大学生のレポートみたい。 解釈も根拠が見えないから、なんだか精神分析(こうであるはずだ!と解釈を押しつける)を見ているような気分だ。 嘆いてるとか代弁してるとか、そんなのは見ればわかる。 それが社会的にどんな意味を持つのかとかどんな役割を果たしているのかとか、そういうことが知りたかった。
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