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艶夜 四人の未亡人 フランス書院文庫
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艶夜 四人の未亡人 フランス書院文庫

楠木悠【著】

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艶夜 四人の未亡人 フランス書院文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院
発売年月日 2010/02/25
JAN 9784829616963

艶夜

¥385

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2010/03/12

割り切った関係と愛欲の蜜月とが同居する

正直なところレビューに苦しむ作品である。4人の若未亡人(32~38歳)が住む「訳あり」アパートに引っ越してくる28歳の主人公という設定。この中の1人(本命)を見初めて、後は肉欲のみの割り切った関係を結ぶことになるのだが、この割り切った関係を未亡人側が望むのがミソである。この意味で...

正直なところレビューに苦しむ作品である。4人の若未亡人(32~38歳)が住む「訳あり」アパートに引っ越してくる28歳の主人公という設定。この中の1人(本命)を見初めて、後は肉欲のみの割り切った関係を結ぶことになるのだが、この割り切った関係を未亡人側が望むのがミソである。この意味では真っ当な誘惑展開ではあるのだが、本命を除く若未亡人達の、まぁ、何と言うか、あけすけで恥も外聞も捨て去ったというか、今更可愛い娘ぶってもしょーがないか、みたいな描写に少々気を削がれる。リアルで女家族に育った人ならば「うんうん、解るよ」となり、男家族に育ったならば幻滅するようなシーンだと思った。しかも、こうした無防備な素振りも、この後の展開も、全てが仕組まれた形で進むのが、最初にタネ明かしされた手品を見るような気分にさせる。それぞれに変化を付けた情交描写は悪くないし、大人の駆け引きゲームみたいなノリと割り切れば、これはこれで良いのかもしれないが、このアパートが何だか肉欲の伏魔殿に見えなくもない雰囲気である。実際は夫を失って苦労した未亡人達の駆け込み寺のような存在なのだが。しかし、本命が本格登場する後半から一気に愛欲の甘い空気が漂い始める。これもまた主人公と本命の真意を汲み取ってのお膳立てによる出来レースの様相を呈するが、お互いを求め合う2人の想いに、亡夫に開発されて熟れた体と被虐的なM性が加わり、相性抜群の絶倫主人公が責めに責めまくるトリプルマッチングの破壊力で迫ってくる。抜かずの2連発3連発は当たり前。お尻で1時間も責められては絶頂に次ぐ絶頂を繰り返す本命未亡人である。スゴイデスネ。この結末に至る展開は良かったし、ストーリー全体としても決して悪くないのだが、前半と後半のどちらを取るかで評価が大きく変わる作品だと思った。

DSK

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