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中世を道から読む 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/02/20 |
JAN | 9784062880404 |
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中世を道から読む
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商品レビュー
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7件のお客様レビュー
中世の道路交通について、その困難さを文献から迫ってます。中世は地図が無い、あちらこちらでドンパチやってる、川は氾濫する、雪が降れば通れないし溶ければ川が暴れると、今みたいに気楽に出かけられる状況では無かったようで。特に川は、今はダムで水量を減らしているので渡れそうに見える川も当時...
中世の道路交通について、その困難さを文献から迫ってます。中世は地図が無い、あちらこちらでドンパチやってる、川は氾濫する、雪が降れば通れないし溶ければ川が暴れると、今みたいに気楽に出かけられる状況では無かったようで。特に川は、今はダムで水量を減らしているので渡れそうに見える川も当時は雨が降れば大暴れだったのだから、川幅が広すぎたりするとわたることが難しかったのですね。 話は中世から飛びますが、江戸時代に川に橋を架けなかったのも、暴れ川に橋を架けるのが大変だったのものあるかも。
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第1章 路次不自由(古文書は語る;戦国人の時空間;政治・軍事・自然) 第2章 川を渡り、峠を越える(越すに越されぬ利根の流れよ;舟橋を架ける;峠の鬼、そして地蔵) 第3章 道は誰のものか(越境可能な存在;通行を左右するもの;道路を管理する人びと) 第4章 すべての道は鎌倉に通ず?...
第1章 路次不自由(古文書は語る;戦国人の時空間;政治・軍事・自然) 第2章 川を渡り、峠を越える(越すに越されぬ利根の流れよ;舟橋を架ける;峠の鬼、そして地蔵) 第3章 道は誰のものか(越境可能な存在;通行を左右するもの;道路を管理する人びと) 第4章 すべての道は鎌倉に通ず?(メインルートは上道;河川交通と陸上交通の結びつき;鎌倉の地位低下、江戸の台頭) 著者:齋藤慎一(1961-、東京都、日本史)
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<目次> はじめに 第1章 路次不自由 第2章 川を渡り、峠を越える 第3章 道は誰のものか 第4章 すべての道は鎌倉に通ず? <内容> 歴史も視点を変えると違って見えることを証明した本。単純に行きたくないので上杉謙信や北条氏政が手紙でごまかしたのではなく、利根川の渡渉...
<目次> はじめに 第1章 路次不自由 第2章 川を渡り、峠を越える 第3章 道は誰のものか 第4章 すべての道は鎌倉に通ず? <内容> 歴史も視点を変えると違って見えることを証明した本。単純に行きたくないので上杉謙信や北条氏政が手紙でごまかしたのではなく、利根川の渡渉は中世においてはかなり難儀なもので、特に雪解けの時期は難しかったこと。中世後期(享徳の乱以降)の関東は、北関東が政治の中心になったこともあり、道が変わった(具体的に言うと鎌倉時代からの「かまくら道」(鎌倉街道)が機能しなくなっていたことがわかる(鉢形城の研究などから証明される)。なかなか面白かった。
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