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伝える本。 受け手を動かす言葉の技術。
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伝える本。 受け手を動かす言葉の技術。

山本高史【著】

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伝える本。 受け手を動かす言葉の技術。

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ダイヤモンド社
発売年月日 2010/02/18
JAN 9784478012826

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商品レビュー

3.4

46件のお客様レビュー

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2021/11/30

この方のコピーを見るととても素敵なものばかりと思うのですが、本は読むのが一苦労、文章を不快に思うことすらありました。 この本を読んで思ったのは、思考してコピーに凝縮する能力と、本のように長々と文章を紡いでいく能力は別なのだなということ。 酔っぱらった若しくは自分の意見が参考になる...

この方のコピーを見るととても素敵なものばかりと思うのですが、本は読むのが一苦労、文章を不快に思うことすらありました。 この本を読んで思ったのは、思考してコピーに凝縮する能力と、本のように長々と文章を紡いでいく能力は別なのだなということ。 酔っぱらった若しくは自分の意見が参考になると思って疑わないおじさんがしゃべるような、管をまくような調子が延々と続いていきます。 セルフツッコミの数がとても多い、親しき中にも礼儀ありというのがないくだけすぎた文体、内輪ノリなのかな?と。 レンタルさんのブログ(https://dktkyk.hatenablog.com/entry/2017/05/08/215219)を読むと、有名なコピーライターの人の本なのに、理解できない着いていけない自分がおかしいのか?とよぎる不安を一蹴できます。自分の快不快センサーを信じて良いと思います。 この本が出たのが2010年ということで、いきなり2021年から殴りかかるのはずるいかな?と思いもしますが見過ごせないので書きます。 言葉に対して真摯であろうとして、その情熱を理解できない人ばかりの世の中に鬱憤があるかもしれませんが言葉を大事にする割には言葉を通して行われる他のコミュニケーションに対してリスペクトも理解もないのでは?と引っ掛かりました。 P240.241の上司と部下の話。デートなんてプライベートなこと、言う必要ありません。 P245の母子の話。いい子にしなければ~という教育の仕方は、良くないはずです。交換条件のようなものや、お母さんが悲しむから子供に良い行いをしろというのもおかしいです。 P260でエコってなんだろうね、丁寧に会話を重ねていけばわかっていけるようなことを言っているその姿勢は良いと思うのに、なぜそれをP245の育児に当てはめることができないのか。 休みなく続く大変な育児の中で理想論を言うのは…というスタンスならわかりますが、そうではなくこの人は言葉を扱う自分たちを上に見て、育児なんて簡単とでも見下しているのではないかと思います。 言葉に対してこの方なりの思いがあるのでしょうが、それと同じように各々がそれぞれのフィールドで友人家族知人心を許した人、と段階に応じて熱心に言葉を大切にコミュニケーションをしていると思います。だから一概に言葉不全なんて言えないと思います。 この言葉をチョイスした、文章の雰囲気から、自分以外の人が言葉の素人と思って疑わないリスペクトしない姿勢が見て受け取れます。とても不快でした。 私はこの人を前にしたら、心を開きたくないのでまともに話せないと思います。 そうしたらこの人からしたら私は言葉不全の扱いになるんでしょう。私だけに限らず、世の中で自分が見せて貰えていないという可能性に気付いた方がいいのではと思います。 世の中にあふれる言葉はプロのコピーライターのものでなくても面白いものがいっぱいあります。もちろんプロのコピーライターの仕事や能力を否定することも疑うこともないですが、自分が思うことを伝えるのに見下したり否定的で人を不快にさせるのが果たして良いやり方なのか?と甚だ疑問です。

Posted by ブクログ

2021/05/31

広告のコピーを書きたい人には良いかも。最初と最後だけ読めば良いかなって感じ。受けての言って欲しい事を言うしかない。って事。

Posted by ブクログ

2021/04/22

「クリエイティブ・ディレクター」「コピーライター」とカタカナ肩書きの筆者が、自らも仕事で大いに使っている「言葉を他者に伝える」ことに関して書き連ねたエッセイのような本。 言葉や宣伝文句、呼び掛けは発しただけではただ単に「言った」だけであり、受け手がそれを受け止めて初めて成立する...

「クリエイティブ・ディレクター」「コピーライター」とカタカナ肩書きの筆者が、自らも仕事で大いに使っている「言葉を他者に伝える」ことに関して書き連ねたエッセイのような本。 言葉や宣伝文句、呼び掛けは発しただけではただ単に「言った」だけであり、受け手がそれを受け止めて初めて成立する。しかしそれは発した側の意図とは別の受け取りかたをされる場合もある。伝えたい時はとにかく相手の立場になって考えてみよ、ということが度々登場する。 言葉を武器に伝える側の人だからこその説得力と、伝える側による自戒が込められている。軽々しく言葉を使っていないか、メディアは受け手のことを考えて発信しているか、と。 しかし説得力と同時に、読みやすくエッセイ風に書かれているためか私の偏見なのか、どこか「業界人臭」は感じてしまう。やはり伝えるということはなかなかに難しいもののようだ。

Posted by ブクログ

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