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ブラック文章術 心理学者が教える思いどおりに人を動かす
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | あさ出版 |
発売年月日 | 2010/02/23 |
JAN | 9784860633813 |
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商品レビュー
3.3
8件のお客様レビュー
文章を書く上でのテクニックが紹介されている。 文章だけでなく口頭のコミュニケーション術と言える部分も多い。 テクニック的には目新しいことは書かれていないが、言われてみればそうかもしれないと感じる部分もあった。 強調したい時にはあえて強調せず謙った言い方をする。 誠実さを感じ...
文章を書く上でのテクニックが紹介されている。 文章だけでなく口頭のコミュニケーション術と言える部分も多い。 テクニック的には目新しいことは書かれていないが、言われてみればそうかもしれないと感じる部分もあった。 強調したい時にはあえて強調せず謙った言い方をする。 誠実さを感じせるのに、「本当に」「心から」「真摯に」といった言葉を繰り返す。 本文と無関係でも読み手から好ましいイメージを引き出せる写真などを載せる など。 所々、相手をギャフンといわせる、自分の都合のいいように話を持って行く、だったり一筋縄では行かない人というより嫌な奴と思われても結果を取りに行くようなやり方も紹介されている。 テクニックとして使っているのか元々の著者の性格なのかはわからないが、特にジャイアン法や質問を逆質問で返し自分の要求を通しているエピソードや言いがかりを使った例などは、この著者と関わりたくないなと思ってしまった。 アメリカ大統領選など、批判や揚げ足取りの応酬という印象を我々日本人は受けるが、政治の世界でも普通に使われている手法だと感じた。 例えば 限定句をつけて相手の勘違いを誘う、 相手の攻撃をそのまま打ち返す(お前もな) 質問されたら逆質問する 理由が見つからない時は循環論法で誤魔化す (セクシーという言葉で有名になった政治家の手法だと納得) 自分がこの手法をとるというより、詐欺に騙されないために、知識として知っておいた方がいいのかもしれないと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
①人の心を動かす文章を書くには? ・文豪になりきる(暗示が大切) ・自分を追い込む ・編集者のつもりで書く ・毎日習慣を持つ ・とにかく書き進める(自由にのびのびと) ・語源を使う(ことわざ、格言も) ・強調したい場合は「わざわざ強調する必要もないと思うが」「私の愚見など、一笑に付してくださっていっこうにかまわないのですが、、、」「こんな意見など、無視して結構なのだが、、、」 ・疑問文を使う ・どちらを選ぶかはあなた次第 ・比喩、たとえ話を使う ・仕掛け ・権威、数字を使う ・あいまいな表現はカット ・単位を変えてみる ・%を悪用する(5人中4人なら、80%) ・権威を利用 ・「理由は4つあります」は説得力が高い ・恐怖心をあおる ・誠実さを表す⇒本当に、まことに、必ず、心から、真摯に、真剣に ②気づき ・姿勢を正しくして描くとよい文章が書ける ・姿勢が悪いと成績がよくない ・柔らかくする場合は、ひらがな7-8割 ・相手の名前を入れるとよい ・私⇒私たち ・フォーマットを作る ・写真、イラスト、図案 ・少なくとも2回は主張する ・できればなるべく多く、とにかくわかりやすい描写を使う
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心理学者が書いた文章術の本。 何となくカタい本のように思うかも知れないが、 タイトルからも分かる通り、実践的な本だと思う。 主に文章テクニックが書かれており、 引用されている内容ももっともらしい。 (著者もそれを意識して書いていると思う。) この本に書かれていることは、 ...
心理学者が書いた文章術の本。 何となくカタい本のように思うかも知れないが、 タイトルからも分かる通り、実践的な本だと思う。 主に文章テクニックが書かれており、 引用されている内容ももっともらしい。 (著者もそれを意識して書いていると思う。) この本に書かれていることは、 やはり小手先のテクニックという感は拭えないんだけど、 有効だと思うところもあったりして、 それはそれで興味深い本です。 読みやすい文体ですぐ読み終えられるので、 とりあえず読んでおく、 というスタイルで良いと思います。
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