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こんな日弁連に誰がした? 平凡社新書509
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こんな日弁連に誰がした? 平凡社新書509

小林正啓【著】

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こんな日弁連に誰がした? 平凡社新書509

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2010/02/15
JAN 9784582855098

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商品レビュー

4.1

18件のお客様レビュー

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2020/05/09

戦後の法曹界の内幕物。特に2000年前後の司法改革をめぐる弁護士たちの世界の状況や動向がよくわかる。著者自身が弁護士でありながら司法改革を傍観者的に眺めていたことから、業界の内部事情に分け入りつつも冷めた感覚で物事の成り行きを綴ることができたのだろう。正義はそれぞれの立場の数だけ...

戦後の法曹界の内幕物。特に2000年前後の司法改革をめぐる弁護士たちの世界の状況や動向がよくわかる。著者自身が弁護士でありながら司法改革を傍観者的に眺めていたことから、業界の内部事情に分け入りつつも冷めた感覚で物事の成り行きを綴ることができたのだろう。正義はそれぞれの立場の数だけあり、大事なのは自身の立場を相手に受け入れさせていく権力闘争のスキル。そのぶつかり合いの中で形成されているバランスこそが社会正義である。それが著者の考えである。このスタンスからすると、日弁連は己の立場を政府・裁判所・検察に尊重させることのできなかった落第生ということなのだろう。著者は、人権派弁護士がこれまで社会の弱い部分に果たしてきた役割を認めつつも、彼らの「経済的自立論」に対しては、世間の理解を得られないとして、冷ややかなまなざしをおくる。彼らは世間に自分たちの立場を受け入れさせる努力をしていない、ということだろう。だが、社会の弱い部分の救済に法律の専門家が関わることが重要なのは確かだろう。そしてそれが今の法曹界では、ほぼ無償のボランティア活動としてしか存在し得ないのも確かだろう。それぞれの正義を主張すればよいとはいうものの、それでは持続できない正義もある。そうした活動は今後どのようにすればよいのか。著者にはそこにも触れてほしかった。たとえば、法テラスについてはどう考えているのか。著者も言うとおり、日弁連がどうなるかということよりも、人権の守り手としての弁護士や司法の機能をどう維持していくのかについて、他人事のようにでなく論じてもらいたい。

Posted by ブクログ

2019/05/21

法曹一元を突っ張りすぎて、2000人時代を迎えたために、優秀うな人材が流出し始めており、もう組織としては回復不能、没落確定だそうです。 でも、PもJも同じ人材源から採用なので、法律家業界全部の人材劣化がそのまま放置されることはありえないでしょうね。

Posted by ブクログ

2015/06/28

日弁連のアンオフィシャル史。基本的に会員である著者が体験した話がもとだが、事実認定にやや乱暴な推論が散見される。

Posted by ブクログ