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日本の神々 講談社現代新書
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日本の神々 講談社現代新書

平野仁啓(著者)

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日本の神々 講談社現代新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1982/08/20
JAN 9784061456648

日本の神々

¥220

商品レビュー

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2010/04/27

炎の蜃気楼で見た単語とかあってちょっと心躍るwサニワとかスサノオノ命とか斎王とか。そんな初心者な知識なので、途中専門的すぎて意識が遠くなったりもしましたが、面白かった!色々と興味深かった。特にまとめである6章は分かりやすかった。 古代日本人の宗教意識が現在も染み付いているのだなと...

炎の蜃気楼で見た単語とかあってちょっと心躍るwサニワとかスサノオノ命とか斎王とか。そんな初心者な知識なので、途中専門的すぎて意識が遠くなったりもしましたが、面白かった!色々と興味深かった。特にまとめである6章は分かりやすかった。 古代日本人の宗教意識が現在も染み付いているのだなと、なんと年季の入りまくったお漬け物なのだろう日本人。 寛容さは不安定さから来てたのか。そして日本の神様たちは可愛らしいなと。奉ってほしいから祟るって(==) 敗北した一族(?)ものを勝利した方が奉る、という図式も独特だなと。祟りが怖いから?日本の神様は動物に化ける。 自然と人と結び合って神が現れるという三角形の図が興味深かった。生が切っても切り離せない核の信仰?だから性にも寛大。など、出版されて20年以上は経っているので今だともっとわかったことなどあるのかな、と思ったりもしますが。古代日本人から現代人への考察も読んでみたかった。 他の宗教とは違って原始的で、神と人間が利害関係というのも興味深かった。正義や愛の名の下に。ではなく、お供え物いっぱいするからお天気よくしてね。とか。そしてそれが叶えられると。神は人に甘え、人は神に甘えている、というのも面白い。 現世ご利益、お願いごとは叶う。というのはこんな昔から自然に行われていることだったのねと。 人が群がってさも当然とお願いごとする日本人なんで多いのか少し分かった気が。 自然現象(荒波、など)と結びつかないところは宗教が消えていく、というのも面白かった。あと天の御柱は竜巻?みたいな考察も。 日本の神々は教義を持たない。人と自然との流れの中にエネルギーの中に存在するもの。でも同列ではなく神は神である。 神に近づく、知る、ために人間が行うものは禊、のみ。 神を畏れていたから神と同列または対応できる人間(神主)を作り、安心を得る。 後西欧人は「自然」という言葉を否定的、限界と捉えて、人の力の及ばないところ。と考えていたけれど、古代日本人はもちろん改変できないことは知っていたけれども、自然の一部と繋がる事によって人間の生命は更新される。人間の生命の源泉が自然の中にある。と信じていた。という話も興味深かった。 自然の中に文化を形成する事を好む。

Posted by ブクログ

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