1,800円以上の注文で送料無料

吸血鬼 お役者捕物帖 朝日文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

吸血鬼 お役者捕物帖 朝日文庫

栗本薫【著】

追加する に追加する

吸血鬼 お役者捕物帖 朝日文庫

定価 ¥792

220 定価より572円(72%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2010/02/05
JAN 9784022645395

吸血鬼

¥220

商品レビュー

5

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2018/10/13

「吸血鬼」というタイトルなんでどんな内容かと思えば、江戸を舞台にした捕物帖。現代風に言うと探偵ものですね。しかも主人公は絶世の美女(?)の女形。 内容は短編が8本。読み進めるとなんだか、テレビの連ドラを見てるみたいだなぁ、と思ってましたが、作者もそのつもりで書いたのだとか。1つ1...

「吸血鬼」というタイトルなんでどんな内容かと思えば、江戸を舞台にした捕物帖。現代風に言うと探偵ものですね。しかも主人公は絶世の美女(?)の女形。 内容は短編が8本。読み進めるとなんだか、テレビの連ドラを見てるみたいだなぁ、と思ってましたが、作者もそのつもりで書いたのだとか。1つ1つは、サクサクとカタが付くのですが、本1冊を通して裏を流れている話がある、という感じですね。この本の続きに「地獄島」という長編が控えていて、そこでこの「吸血鬼」で撒かれた謎が解明される、ということになっているそうです。(早速「地獄島」も買ってみました。) この話は昭和58年(1983年)頃に書かれたもので、1983年というと、栗本薫30歳です。例によって後書きがついているのですが、なんだか「若さ」が感じられて、ちょっと可愛いです。(^_^;)

Posted by ブクログ

2013/09/03

栗本さんの時代物は「元禄無頼」(時代物と言っていいのか?)の衝撃がスゴかったので、恐々ながら、読了済み知人の後押しもあり読んでみたら『あら、キャラの立った面白い捕物帖も書けるんじゃない^^』と、ホッとしました(やっぱりどうしてもアッチ方面へ傾きそうな気配はあるが)。人物の言葉遣い...

栗本さんの時代物は「元禄無頼」(時代物と言っていいのか?)の衝撃がスゴかったので、恐々ながら、読了済み知人の後押しもあり読んでみたら『あら、キャラの立った面白い捕物帖も書けるんじゃない^^』と、ホッとしました(やっぱりどうしてもアッチ方面へ傾きそうな気配はあるが)。人物の言葉遣いも江戸っぽくそれらしくって良いです。(でもト書きの「アリバイ」ってどうよ?)すっかり夢之丞の虜になった所で、次巻へつづく…の、あの引きは( ̄△ ̄;)次、買っておいて良かった。

Posted by ブクログ

2012/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者の後書きで、栗本薫が時代物が好きだと知りました。 特に、捕物帳が好きとのこと。 なるほど、本作品は、私立探偵のような、役者が、 捕り物の手助けまたは間違いの指摘などをしている。 栗本薫の時代物のなかでも、とくに、とても読みやすかった。 ちょうど、赤川次郎の「鼠」ものとの共通部分を見いだしたような気がしました。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す