- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
せめぎあう地域と軍隊 「末端」「周縁」軍都・高田の模索 戦争の経験を問う
定価 ¥3,080
1,210円 定価より1,870円(60%)おトク
獲得ポイント11P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/16(土)~11/21(木)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2010/02/23 |
JAN | 9784000283793 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/16(土)~11/21(木)
- 書籍
- 書籍
せめぎあう地域と軍隊
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
せめぎあう地域と軍隊
¥1,210
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
地域社会は軍部や軍隊に振り回されたのではなく、むしろ軍隊の駐屯によって地域経済を活性化させるという目論見をもつ、自立的な存在だった。ただし軍都は、戦争が起きていない=兵士がそこにいることによって活性化し、彼らが出征してしまえば停滞するという矛盾を抱えていた軍都としての空間性は、戦...
地域社会は軍部や軍隊に振り回されたのではなく、むしろ軍隊の駐屯によって地域経済を活性化させるという目論見をもつ、自立的な存在だった。ただし軍都は、戦争が起きていない=兵士がそこにいることによって活性化し、彼らが出征してしまえば停滞するという矛盾を抱えていた軍都としての空間性は、戦時に顕在化したというよりは、むしろ「滞留・連続する日常性」によって出来上がっていった。 軍隊は社会的階層や関係性を平準化しようとする場所だが、それが軍隊階層とあいまって、地域社会ではさまざまな緊張を生み出したことを、在郷軍人会や将校団の活動から見出すことができる。
Posted by
[ 内容 ] 一九二五年の第一三師団廃止の後、連隊区司令部以下が所在する「末端」「周縁」軍都となった新潟県高田市(現上越市)。 満洲事変、盧溝橋事件を経て、一九四一年の対米英開戦に向けて社会における軍事の比重が次第に増してゆく中、軍からの自立と、軍による振興との間で揺れ動き続けた...
[ 内容 ] 一九二五年の第一三師団廃止の後、連隊区司令部以下が所在する「末端」「周縁」軍都となった新潟県高田市(現上越市)。 満洲事変、盧溝橋事件を経て、一九四一年の対米英開戦に向けて社会における軍事の比重が次第に増してゆく中、軍からの自立と、軍による振興との間で揺れ動き続けた高田の模索を通じて、日本の軍都の特質を描き出す。 [ 目次 ] 序章 兵士のいる風景(軍事史と地域史―一九九〇年代以降の研究動向;「軍都」論 ほか) 第1章 「軍都」の意識論(都市建設への模索―師団廃止から満洲事変へ;大都市建設の夢―満洲事変から日中戦争へ ほか) 第2章 子どもたちと軍隊(高田中学校『第一義』を読む;直江津農商学校『校友会報』を読む ほか) 第3章 地域と軍隊をむすぶ人々(帝国在郷軍人会と陸軍将校団;在郷軍人会と地元部隊 ほか) 第4章 戦時のアトモスフィア(神社境内の変容;軍事と日常 ほか) 終章 市民のいる風景 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
Posted by