真田幸村 家康狩り ぶんか社文庫

朝松健【著】

• 販売会社／発売会社: ぶんか社
• 発売年月日: 2010/02/05
• JAN: 9784821152452

商品レビュー

2020/02/23

http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2010/02/vs-1b88.html

2010/05/19

シリーズ真田三代家康退治のラストの話なんですが、
あれ？朝松さんて、こんな薄い感じの話書く人だったっけ？」
そんなガッカリ感漂う話でした。
真田は10勇士が勢揃いして、それぞれまぁまぁ魅力的には描かれてますが、どうもなんとなく話が薄くて不完全燃焼です。

朝松さんの戦国ものはみんなそうですねぇ。

家康もとい偽家康が、みんなに蔑まれてるんですが、何故そうなのか本巻では曖昧なので、なんとなく可哀想な感じで終わってます。

悪いのは三河武士？

まぁ、ともかくも風は山河よりと比較するとものすごい違いです。
道々の者を題材として使うなら、隆 慶一郎さんまでとは言わないけど、もうちょっと濃くて面白い話が、他に色々できると思うのですがねぇ・・・。

あと、上杉景勝がすんごいサイテイな殿様として描かれてます。
幸村とはわりと、良い関係だったと言う話が多く聞かれますが
このお話では、サイアクの関係になってます。

個人的にはこの後の話とかでオリジナルテイストな感じで忍者もの1本作ったらいいのにって思いました。