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フージーズ 難民の少年サッカーチームと小さな町の物語
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フージーズ 難民の少年サッカーチームと小さな町の物語

ウォーレンセント・ジョン【著】, 北田絵里子【訳】

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フージーズ 難民の少年サッカーチームと小さな町の物語

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 英治出版
発売年月日 2010/02/15
JAN 9784862760623

フージーズ

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商品レビュー

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2011/07/31
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 米国ジョージア州アトランタ郊外のクラークストーンという小さな町は、難民の流入に伴い数年のうちに劇的な変化に見舞われた。本著は、ここを舞台に起きた、難民の少年たちのサッカーチームと、そのコーチである若き女性との感動のノンフィクションである。  この世界には数多くの難民が存在する。その数は3000万人以上とも言われている。この難民を支援するために、国連難民高等弁務官事務所があるが、この組織が存在し続けているというのは決して喜ばしいことではない。このような組織が必要なくなることこそ私たちの願いであるはずだが、現実として難民が存在する以上は彼らを支援していくことが必要だ。紛争または迫害により国を離れた人たちは第3国で暮らすことになる。そして、このクラークストーンは、難民が移住するのに適した場所とみなされ、世界各国、コンゴ、ブルンジ、スーダン、リベリア、アフガニスタンなど様々な国からの難民を受け入れた。  サッカーチームのコーチとなるフーマは、ある時クラークストーンの団地の駐車場でサッカーをしている難民の少年たちと出会う。彼女は、彼らとサッカーを通じて仲良くなるにつれて、彼らの抱えている問題を知るようになる。その問題の解決の手段として、彼女は無料のサッカープログラムを始める。  フージーズというのは、難民(レフジーズ)を略した名称で、そのサッカーチームの名前でもある。このフージーズの前には様々な壁が立ちふさがる。ある時は、不可解な理由でグランドの使用が禁止された。このようなやりとりすべてが、彼らの新しい故郷における立場を暗示していた。自分たちは招かれざる存在で、よそ者でしかないのだ、と。メンバーの一人がこう話す。「ぼくたちは、クラークストーンの住民です。自分の住む町でサッカーができなきゃ、どこですればいいんです?」  これは、日本においても他人事ではない。在住外国人の増加や、少子化による労働力不足を外国人労働者で補うとする案があるなど、ますます他の国の人と共生していくことが必然となっているいま、この物語は私たちの将来を表したものであると言えよう。

Posted by ブクログ

2011/04/06

2015年87冊目。(再読) 自社本のため割愛。 ==================== 2011年27冊目。(初読:2011年4月6日) 自社本のため割愛。

Posted by ブクログ

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