自助論の教え サミュエル・スマイルズの名著

スティーブシップサイド【著】, 久保尚子【訳】

• 販売会社／発売会社: PHP研究所
• 発売年月日: 2010/01/25
• JAN: 9784569775722

商品レビュー

2013/10/08

自助論 サミュエルスマイル
13政治は国民の質によって決まる。
14法律の力を借りても、国民一人一人の生活状態や質が抜本的に改善されなければ社会悪はなくならない。逆に法律や制度を手直ししたからといって愛国心や博愛精神が養えるわけではない。自発的に高められる援助をする方が効果が高い。
20障害を乗り越えて勝利を勝ち得た人間の例は多い。
21コペルニクスはポーランドのパン屋の息子、ケプラーはドイツの居酒屋の息子、ダランベールはパリの協会で拾われた孤児、ニュートンはイギリスの小さな農家の息子、ラプラスはセーヌ川河口の町の農家の息子。
30他人から大きな恩恵が貴重であるのと同時に、自分自身に対して最良の援助者にならなければならない。
32天才とは常識の権化
33ケプラー「ある一つのことだけを集中してかんがえていると、それがきっかけとなってさらに深いとからまで考えが及んでくる。そして最後には、懸案の問題に全身全霊をあげて取り組めるようになるものだ。」
76考えてばかりいないで実践しなさい。ただし、忍耐強く正確にやって見ることだ。
79誠実と謙虚に生きる。
83優れた芸術や成果は、いくら天性の才能に導かれているとはいえ、不断の修練の賜物。
2012/03/26読了

2010/08/15

サミュエル・スマイルズの自助論をわかりやすく紹介し、アクションプランを提示している一冊。
自助論は現代の自己啓発書のモトになっている本で、様々なエッセンスが凝縮されている。
ただ、スマイルズ自身、良書は有益で学ぶ事が多いだろうが、人格形成には実体験や優れた手本の方がはるかに大きな影響力を持つ。と言っている。