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ライオンとであった少女
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 主婦の友社 |
発売年月日 | 2010/02/28 |
JAN | 9784072628751 |
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ライオンとであった少女
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
タンザニアの少女アベラ、アフリカの抱える様々な問題が描かれる。これでもかというくらいに過酷な問題。そのなかで自然の美しさと生きる人たちの気持ちのきれいさ。アフリカで救われる話でないのがちょっと残念。
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感動的であるし、いまも世界のどこかで起こっている問題に目を向けさせてくれる作品でもある。 しかし、ふたりの少女の一人称が交代するのみならず、それぞれを三人称で語った4通りの話法の交代はなんとかならなかったのか。それぞれ書体を変えて区別しやすくしてくれているようだが、それもむしろわ...
感動的であるし、いまも世界のどこかで起こっている問題に目を向けさせてくれる作品でもある。 しかし、ふたりの少女の一人称が交代するのみならず、それぞれを三人称で語った4通りの話法の交代はなんとかならなかったのか。それぞれ書体を変えて区別しやすくしてくれているようだが、それもむしろわずらわしい。 原題"Abela"を「ライオンとであった少女」とした邦題も、適切でないように思う。 ふたりの少女の話が同時進行しているようなのだが、実際に同時進行なのか、時間がずれているのか確信がもてないまま読むことになったのは、あるいは自分に読み落としがあったのかもしれないけれど。 アベラとローザの話がどこかで交叉するであろうことは予想できたが、さあここだと思ったところで肩すかしされたり、伏せられていた事実に驚かされたり、ミステリ的なおもしろさはあった。
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久々のB.ドハティです。期待通りの作品でした。イギリスに母さんと暮らすローザとタンザニアで暮らすアベラという二人の少女の話が交互に進んでいきます。アベラのおかれた境遇は今アフリカで問題になっていることをなぞるような過酷なものですが、それでも彼女はタンザニアでの暮しを愛しています。...
久々のB.ドハティです。期待通りの作品でした。イギリスに母さんと暮らすローザとタンザニアで暮らすアベラという二人の少女の話が交互に進んでいきます。アベラのおかれた境遇は今アフリカで問題になっていることをなぞるような過酷なものですが、それでも彼女はタンザニアでの暮しを愛しています。一方ローザは養子を迎えたいという母さんの気持ちに自分という娘ではだめなのかとひどく戸惑います。最初はローザのその戸惑いに読み手も戸惑いますが、読むにつれて理由が明らかにされます。人種の違う家庭の養子になり、後々自分のアイデンティティに苦しんだという人の話を海外のニュースで見たことを思い出しましたが、それに通じるものを感じました。 アベラの話はつらく、涙なしには読めませんが、多くの、特に若い人に読んで知ってほしい内容です。家族とは?支えあうとは?と考えさせられます。
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