OB訪問本 社会人にグッと近づくための十五ヶ条

熊沢匠【監修】, eripsni【著】

• 販売会社／発売会社: 本の泉社
• 発売年月日: 2010/01/20
• JAN: 9784780702408

商品レビュー

2023/01/19

感想
社会人を過度に理想化している。一方で大学生をあまりに未熟な存在としている。会社での労働はそこまで偉いのか。そんな本だと言われればそれまで。

2013/04/03

＜「OB訪問本　社会人にグッと近づくための十五ヶ条」読了＞

・社会人と大学生のギャップ１５ヶ条
①信頼関係を作ろうとしない
②信頼関係の作りかたを知らない
③who he isを聞かない、聞けない、聞こうとしない
④知ったつもりになる
⑤一緒にワクワク・ドキドキしようとしない
⑥会社とはなにか勘違いしている
⑦仕事とはなにか勘違いしている
⑧職種とは選択肢だと勘違いしている
⑨能力がないと期待されないと勘違いしている
⑩自分が自分を理解しきっていると勘違いしている
⑪未来は与えられるものと勘違いしている
⑫仕事は自己犠牲だと勘違いしている
⑬競争は避けるべきものだと勘違いしている
⑭休日は社員でないと勘違いしている
⑮自分のペースが通用すると勘違いしている
・最終面接にジャッジされる「仕事に対する意欲を確立しているか？」という感覚はとても重要で、学生が就活中にかけて絶対に成長させなくてはならない感覚。
・社会人訪問は社会人から学生への資源の投資。
・社会人訪問にあたって学生に求められるのは信頼を構築しようとする姿勢。
相手に自分を知ってもらう→相手のことを理解する→相手に動いてもらう→自分が動く
・社会人からのメールに24時間以内に返信しないのはNG。
・訪問中はとにかく何でも書き留めておく。
①分かったこと②感じたこと③決めたことを書く。
・訪問中は話している時間が社会人：学生＝７：３が理想。
・社会人訪問で手に入るものは、自分の心の中から、出てくる未来への前向きの気持ち、覚悟。
・人は優れた人物に出会うと、一瞬にして変わる。
・社会人は君を待っている。
・就活の本当の目的は、自分の希望する「働き方」ができる会社に入社すること。
・就職活動はwho are you?の答えを探す旅。

2011/09/20

> 学生は就職活動を通じて、自分が何者か？　自分の一番大切にしたいものはなにか？を考えなくてはなりません。実際に入社試験の中で、人事部の採用担当者は学生にそれを問いかけるからです。その上で学生は自分の人生の選択肢として、組織に入っていくことの意味と、その中で周囲とのバランスを取りつつ自分の居場所を確保することを想像しなくてはなりません。これらは、キャリア学者であるドナルド・Ｅ・スーパーの「自己概念の理論」や、エドガー・Ｈ・シャインの「キャリアアンカーの理論」で提唱されたキャリア理論の中で、まとめられていることです。これに加えて学生は、現実の就職活動の選考課程において、自分なりに想像した個人と組織の関係構築をしっかり実現できると、自分と人事の採用担当者に誓い、面接の場を通して宣言しなくてはなりません。

知識×能力×価値観